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授業の概要(ねらい) |
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国際経済の理解とは、日本人学生にとっては他国の経済の理解と言うことになります。言語をはじめ様々な文化的背景が異なれば、社会の成立のあり方も経済の機能の仕方も変わります。例えば、日本人は公共交通機関は定時で運行しているのが当たり前だと思っていますが、外国ではそれはむしろ稀で、5分遅れましたといってお詫びするアナウンスが奇異に感じられるそうです。賄賂に対する考え方なども文化的背景から理解することができるかも知れません。経済が様々なルールや制度に基づいて機能している以上、我々は経済を理解するためにその基盤となっている文化を知る必要があるのです。 この講義はオムニバス講義として行い、各国・地域経済の文化的背景に精通した専門家を講師とします。各国経済に対する理解を深めるために、前期は主としてアジア諸国を、後期はその他の諸国を対象とします。多様な各国の文化について、理解を深めていきましょう。
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2. |
授業の到達目標 |
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様々な国や地域の文化的特色を経済理解の背景として把握することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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毎授業のレポートないし小テスト100点。
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4. |
教科書・参考書 |
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特にテキストは使わない。必要に応じて、講師が必読文献を配布する。
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準備学修の内容 |
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毎回、事前に簡単な資料をWeb上で配付します。これらに目を通して、予習しておいて下さい。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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この講義は主としてパワーポイントを利用したプレゼンテーションを中心に進めます。学生諸君は、できるだけ前列に座るようにして下さい。プレゼンテーションの電子データはWebからダウンロード可能な形で提供します。また、新聞や雑誌などの関連記事を読んでおいてください。質問を歓迎します。 教室内では、脱帽、携帯電話や電子機器の使用禁止、私語を慎むなど、他の受講生の迷惑にならないだけでなく、積極的に授業に参加して、学習効果が上がるよう心がけて下さい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業案内・オリエンテーション | 【第2回】 | 中国の文化と経済(1) | 【第3回】 | 中国の文化と経済(2) | 【第4回】 | 韓国の文化と経済(1) | 【第5回】 | 韓国の文化と経済(2) | 【第6回】 | ベトナムの文化と経済(1) | 【第7回】 | ベトナムの文化と経済(2) | 【第8回】 | インドネシアの文化と経済(1) | 【第9回】 | インドネシアの文化と経済(2) | 【第10回】 | フィリピンの文化と経済(1) | 【第11回】 | フィリピンの文化と経済(2) | 【第12回】 | タイの文化と経済(1) | 【第13回】 | タイの文化と経済(2) | 【第14回】 | インドの文化と経済(1) | 【第15回】 | インドの文化と経済(2) |
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