1. |
授業の概要(ねらい) |
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経済政策論は、経済に関して政府が行う政策の総称と捉えられ、金融政策、財政政策、貿易政策などが挙げられます。マクロ経済の基本的な枠組みをベースに経済政策の基礎理論を説明いたします。また、こうした政策は、経済環境、経済制度により政策目的や政策の効果が変化します。こうした点も説明いたします。
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2. |
授業の到達目標 |
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マクロ経済の枠組みと経済政策の概要、政策目的、政策効果の基本を理解することを目的とします。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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出席状況(25%)、授業中に出す課題(10%)、中間テスト・期末テスト(65%)から総合的に評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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参考書 『国際経済学 理論と政策 上 貿易編』、P.R.クルーグマン、丸善出版 『マクロ経済学1入門編(第3版)』、N.グレゴリー・マンキュー、東洋経済新報社
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準備学修の内容 |
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各授業の後の復習を心がけてください。また、日頃から経済のニュース報道に関心を持つようにしてください。
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その他履修上の注意事項 |
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経済政策論Ⅰと経済政策論Ⅱを継続して履修することを原則とします。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | 経済政策論とは何か | 【第3回】 | 世界貿易の概観 | 【第4回】 | 経済の持つ基本的な特徴(貿易の根拠) | 【第5回】 | 比較生産費説(貿易の利益) | 【第6回】 | 比較生産費説(まとめ) | 【第7回】 | 生産と貿易 | 【第8回】 | 貿易政策、輸入関税政策 | 【第9回】 | 保護貿易政策(輸入数量割当て、輸出補助金の効果) | 【第10回】 | 国民総生産、国民所得勘定 | 【第11回】 | 貨幣とインフレーション | 【第12回】 | 金融政策の目的と手段 | 【第13回】 | 財政政策の目的と手段 | 【第14回】 | ケインジアンの交差図を用いた財政政策の効果 | 【第15回】 | まとめ |
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