1. |
授業の概要(ねらい) |
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私たちが生活している社会には、秩序を維持するルール(法)が存在する。法は、私たちが社会生活を送るうえで、社会の構成員として守るべき規範としてつくられたものである。法は、私たちが共同生活をする上で必要不可欠なものである。また、法は紛争が生じた時に、解決の基準となるものである。そこで、本講義では、社会生活における法の意義および役割について、解説を行う。
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2. |
授業の到達目標 |
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社会人として必要な、法的考え方の基本を理解する。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業中に数回、授業内容確認の課題を出すこととする。評価の比率は、定期試験80%、授業中の課題20%とする。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:『判例法学』(有斐閣) 参考書:出版社は問わないが憲法や民法等の法律が載っているポケット六法など。
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5. |
準備学修の内容 |
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授業予定表をあらかじめ配布するので、該当するテキストの部分を読んでくること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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最初は、抽象的な事柄を扱うことになるので、わかりづらいかもしれないが、理解するためには、とにかく授業内容をよく聞いてもらいたい。出席だけしていても、聞いて理解しようとする努力をしていなければ、単位取得が難しいことを理解して欲しい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス:授業の進め方、講義の方針、学習方法などを説明するので、受講しようとする学生は、必ず出席のこと。 | 【第2回】 | 法とは何か | 【第3回】 | 裁判とは何か | 【第4回】 | 裁判制度のしくみ | 【第5回】 | 法の存在形式 | 【第6回】 | 日本国憲法の基本原理 | 【第7回】 | 基本的人権について | 【第8回】 | 法の下の平等とは何か | 【第9回】 | 裁判手続の保障 | 【第10回】 | 家族の法について | 【第11回】 | 相続について | 【第12回】 | 所有権の絶対性について | 【第13回】 | 契約に基づく権利と義務 | 【第14回】 | 権利侵害とは何か | 【第15回】 | 損害賠償について |
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