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授業の概要(ねらい) |
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本授業は、これまで履修した民法各分野の知識を基礎にして教科書の設問を分析することにより、具体的な事例を分析して解決する能力を養い、国家公務員試験などの各種資格試験にも対応できるよう解説を行います。 授業の進め方は、教科書の設問(分野としては契約総論・各論を主に取り上げます)について、基礎知識を確認しながら論述の組立てなどを板書して進めて行く形式を予定しています。 設問を踏まえながら民事裁判や弁護実務の模様も併せて説明していきます。 民法改正についても適宜言及する予定です。
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2. |
授業の到達目標 |
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①国家公務員試験などの各種資格試験に対応できる能力を養うこと。 ②具体的な事例に対し、条文や原理原則を当てはめて解決する能力を高めること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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定期試験(100%)
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:千葉恵美子・潮見佳男・片山直也編『Law Practice民法Ⅱ【債権編】』(第4版5月刊行予定 商事法務) 参考書:中田裕康・潮見佳男・道垣内弘人編『民法判例百選I〔第7版〕』(2015 有斐閣)
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準備学修の内容 |
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①授業前は、教科書の事例を何度も読み返して頭に入れておいてください。 ②授業後は、授業の内容を踏まえて教科書の解説を再確認してください。
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その他履修上の注意事項 |
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①民法分野のうち民法総則・物権法総論が特に密接に関係するので知識の再確認が必要です。 ②各種資格試験への対応を念頭においていますが、事例を分析して解決する能力の向上を目指しますので、法的感覚を磨くことを目標とする学生諸君の参加も希望しています。 ③民法改正に伴い教科書の第4版が5月に刊行予定とのことです。学生諸君は第4版を購入してください。それまでは第3版をもとにした事例分析の講義を行います。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス(講義の進め方、民法の事例問題への対応について、試験等について等) | 【第2回】 | 売買の危険負担 他人物売買 | 【第3回】 | 数量不足の担保責任 | 【第4回】 | 売買の瑕疵担保責任(特定物 種類物) | 【第5回】 | 賃貸目的物の所有権の譲渡 | 【第6回】 | 賃貸借契約の終了ー信頼関係破壊の法理 | 【第7回】 | 請負における所有権の帰趨 | 【第8回】 | 委任の任意解除 | 【第9回】 | 金銭消費貸借 | 【第10回】 | 事務管理 不当利得(給付利得 侵害利得) | 【第11回】 | 不法行為の成立要件(権利侵害、過失・因果関係) | 【第12回】 | 不法行為責任の効果(人身損害 経済的損害) | 【第13回】 | 使用者責任 | 【第14回】 | 総復習① | 【第15回】 | 総復習② |
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