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授業の概要(ねらい) |
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事件が発生すると捜査が始まり、場合によっては起訴されて裁判にかけられます。刑事裁判は、犯罪が行われたか否か(有罪か無罪か)を確定し、有罪の場合は、それに対する刑罰をどうすべきかを判断する手続です。刑事訴訟法は、こうした一連の刑事手続に関する法律です。 秋期の授業では、春期に勉強した捜査の続きから、公訴の提起、公判、証拠法までを取り上げます。
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授業の到達目標 |
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①刑事訴訟法に関する専門的な知識を身につけ、刑事手続の流れや仕組みを理解する。 ②刑事訴訟法の各論点について、判例の立場や学説の対立を踏まえながら、自分の言葉で説明できる。
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成績評価の方法および基準 |
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基本的に試験によって評価しますが、感想文やレポート等の課題を出すこともあります。評価配分の目安は、試験90%、授業への貢献度10%です。授業への貢献度は、課題の提出や授業態度等によって総合的に判断します。
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教科書・参考書 |
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以下のテキストをお勧めします。本には相性があるので、この中から自分に合った本を選んでください。 三井誠・酒巻匡『入門刑事手続法 第7版』有斐閣(2017) 田口守一『刑事訴訟法 第7版』弘文堂(2017) 酒巻匡『刑事訴訟法』有斐閣(2015) 田口守一・佐藤博史他『目で見る刑事訴訟法教材 第3版』有斐閣(2018年3月刊行予定)
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準備学修の内容 |
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特に復習に力を入れてください。授業で扱ったテーマについて、レジュメやノートを読み返しながら、復習しましょう。勉強すればするほど疑問がわいてきます。疑問点が出てきたら、テキストを繰り返し読みながら、まずは自分で考えてみましょう。図書館を大いに活用してください。それでもわからない場合は、友人と議論したり、教員に質問したりすると良いでしょう。
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その他履修上の注意事項 |
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①春期の「刑事訴訟法Ⅰ」を履修済みであることが望ましいです。 ②授業をよく聞いて、その都度レジュメに書き込むか、ノートを取るようにしてください。自分で書いて理解することが大切です。授業の内容が聞き取れなかった場合は、あやふやのままにせず、すぐに確認してください。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション -春期の復習と秋期の進め方- | 【第2回】 | 捜査の続き① 検証・鑑定 | 【第3回】 | 捜査の続き② 強制採血・強制採尿 | 【第4回】 | 捜査の終了から公訴の提起へ/略式手続 | 【第5回】 | 公訴の提起における基本原則 | 【第6回】 | 不起訴処分に対する救済制度 | 【第7回】 | 公判のための準備活動 | 【第8回】 | DVD(予定) ※ 変更の場合あり | 【第9回】 | 証拠法① 証拠法概説 | 【第10回】 | 証拠法② 証拠能力と証明力 | 【第11回】 | 証拠法③ 自白法則 -自白の証拠能力と証明力- | 【第12回】 | 証拠法④ 伝聞法則の意義 | 【第13回】 | 証拠法⑤ 伝聞法則の例外 | 【第14回】 | 証拠法⑥ 証拠の許容性 -違法収集証拠の排除法則- | 【第15回】 | 秋期のまとめと試験(予定) |
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