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授業の概要(ねらい) |
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新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・SNSといった「メディア」は報道の道具・手段です。メディアを使って報道を担うのが取材編集記者(ジャーナリスト)であり、メディアを通じて政治に関係する情報を伝えるのが政治記者です。 授業では、かつて政治記者であった教員が、その体験を踏まえて、政治を報道する過程で発生する政治の担い手(政治家・官僚・利害関係者)とのかかわり、メディア自体が政治に及ぼす影響、アメリカ・中国における政治メディアの動向、メディア経営、政治メディアの変遷等を解説し、履修者に考えるべきテーマを提示し、質疑します。 「政治とメディア」で考える分野は、メディア関連の就職活動において、また一般の公務員や、警察官・消防官・自衛官などの試験にもかかわっていますから、就活も意識しながら勉強を進めます。
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2. |
授業の到達目標 |
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実用的で発展的な授業内容の理解と応用ができる 民主政治の下における主権者国民としての意識が向上する
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業内発言やレポートと期末試験等で総合評価
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4. |
教科書・参考書 |
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参考文献:日刊の新聞各紙、月刊『中央公論』 参考文献:甲斐祥子著『現代政治のナビゲーター[新2版]』(2014年 北樹出版)2,484円 参考文献:栗山尚一著『現代日本外交』(2016年 岩波現代全書)☞ MELIC指定図書コーナーに配置
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5. |
準備学修の内容 |
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授業でもらったプリントを中心に、授業のあったその日のうちに習ったことを確認しておきます。復習が中心です。この積み重ねを着実に実行することで、授業内試験(期末試験)への対策になります。 なによりも、新聞各紙を読んで読んで読み比べ、読みこなします。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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シラバスは目安で、適宜変更することがあります。政治・外交・憲法担当の新聞報道経験者として、日々の新聞を活用した授業を心がけます。 授業中の行動はすべて就活に直結すると考えて、積極的、現実的、前向き、そして礼儀正しく授業に臨みましょう。 毎回授業の模様は録画され、LMSで視聴することが可能です。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ジャーナリズムと法制 | 【第2回】 | テレビ・アンカーマンの影響力 | 【第3回】 | 政府追及とジャーナリズムの公正 | 【第4回】 | メディア不信・メディアの驕り | 【第5回】 | メディアリテラシー(受けての読解力・知力) | 【第6回】 | 中韓メディアと日本メディア | 【第7回】 | デジタル・ジャーナリズムと政治経済 | 【第8回】 | インターネット・ジャーナリズムと政治経済 | 【第9回】 | 調査報道と政治 | 【第10回】 | 地方自治と地方メディア | 【第11回】 | 海外特派員の‘上から目線’と日本政治 | 【第12回】 | ナショナリズム(戦争)とジャーナリズム | 【第13回】 | グローバル・ジャーナリズムの影響 | 【第14回】 | 政治記者の一日 | 【第15回】 | まとめと試験 (注)以上のテーマは、時事ニュースの動向により、変更する場合があります。 |
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