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授業の概要(ねらい) |
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我が国にとって、明らかにアメリカはもっとも重要な国です。実際、テレビ、新聞、そしてインターネットにおいて「アメリカ」を目にしない日はありません。しかしその一方で、アメリカについてより深く勉強する機会が少ないのも事実です。そのため、アメリカに関して日々さまざまな次元の大量の情報に接しているにもかかわらず、私たちはアメリカという国について知っているようで、意外と知らないのです。 そこで、本授業では19世紀末から1960年代までのアメリカ政治の展開について、内政・外交双方に焦点を当てながら学習したいと思います。また、授業では可能な限りアメリカ政治社会に関する時事的テーマについても言及する予定です。
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2. |
授業の到達目標 |
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①アメリカ政治の基礎知識を習得できるようになります。 ②アメリカという対象を通して、地域研究、比較政治、国際政治に対する関心を養うことができます。
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成績評価の方法および基準 |
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期末試験と平常点に基づき評価します。それぞれの割合は、期末試験:80%、平常点:20%です。授業態度が悪い場合は欠席扱いとすることもありますので注意してください。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書は特に指定しませんが、授業中に参考文献を紹介します。また、参考資料を授業中に適宜配布する予定です。
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準備学修の内容 |
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①参考文献の該当部分を事前に読んでおいてください。 ②テレビ、新聞、雑誌、インターネットなどで、日頃からアメリカ政治の動きを知るよう努めてください。 ③英語メディアにもチャレンジしてください。
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その他履修上の注意事項 |
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①秋期の「世界の情勢(アメリカ)Ⅱ」も受講してください。 ②質問は大歓迎です。疑問点、わからない点などがあれば授業後に聞いてください。 ③授業進行の妨げとなりますので、授業中の私語や途中退席等は謹んで下さい。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション | 【第2回】 | 孤立主義と膨張主義 | 【第3回】 | 大国としてのアメリカの登場 | 【第4回】 | 第一次世界大戦とアメリカ | 【第5回】 | 1920年代のアメリカ | 【第6回】 | 大恐慌とニューディール | 【第7回】 | 第二次世界大戦とアメリカ | 【第8回】 | 第二次世界大戦と連合国 | 【第9回】 | 戦後国際秩序の形成と冷戦 | 【第10回】 | 1950年代のアメリカ社会 | 【第11回】 | マッカーシズム | 【第12回】 | 朝鮮戦争とヴェトナム戦争 | 【第13回】 | 公民権運動 | 【第14回】 | 1960年代のアメリカ社会 | 【第15回】 | まとめ |
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