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授業の概要(ねらい) |
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本授業では、危機管理論としてアメリカの外交・安全保障政策について学びます。 世界のリーダー国であるアメリカは、長年にわたりさまざまな安全保障上の問題に対応し、東アジアをはじめ国際社会に多大な影響力を及ぼしてきました。無論、すべての問題において効果的に対処したとは言い難く、たとえば、イラク戦争ではその強引な開戦と戦後統治をめぐってアメリカ国内だけでなく世界中から激しく非難されました。また、シリア内戦への対応をめぐっては、その混乱ぶりが強く批判されました。 本授業では、オバマ政権以降、アメリカが直面した主な外交・安全保障上の問題を取り上げ、それぞれのケースにおいていかにアメリカ政府が対応したか等について解説したいと思います。
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授業の到達目標 |
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①「危機管理」というテーマを通じて政治や社会の動きについて関心をもつことができるようになります。 ②国際情勢をはじめ時事問題への理解が深まります。
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成績評価の方法および基準 |
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期末試験と平常点に基づき評価します。それぞれの割合は、期末試験:80%、平常点:20%です。授業態度が悪い場合は欠席扱いとすることもありますので注意してください。
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教科書・参考書 |
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教科書は特に指定しませんが、授業中に参考文献を紹介します。また、参考資料も適宜配布する予定です。
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準備学修の内容 |
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①テレビ、新聞、雑誌、インターネットなどで、日頃から政治や社会の動きを知るよう努めて下さい。 ②英語のメディアにも挑戦してください。
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その他履修上の注意事項 |
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①質問は大歓迎です。疑問点、わからない点などがあれば授業後に聞いてください。 ②授業の進行の妨げとなりますので、授業中の私語や途中退席等は謹んで下さい。
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各回の授業内容 |
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| 【第1回】 | | イントロダクション | | 【第2回】 | | ウクライナ危機 | | 【第3回】 | | 悪化する米露関係 | | 【第4回】 | | 中国の台頭 | | 【第5回】 | | 中国の海洋進出 | | 【第6回】 | | アメリカのリバランス(アジア太平洋地域への回帰戦略) | | 【第7回】 | | 中東の混乱とISの台頭 | | 【第8回】 | | サイバーセキュリティ | | 【第9回】 | | スタックスネット | | 【第10回】 | | 2016年大統領選挙とロシアゲート | | 【第11回】 | | 「アメリカ・ファースト」とトランプ外交 | | 【第12回】 | | 米中関係 | | 【第13回】 | | 対北朝鮮政策 | | 【第14回】 | | 同盟関係 | | 【第15回】 | | まとめ |
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