Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:INR-101
外交史 I 山口 航
選択  2単位
【政治】 18-1-1220-4667-003

1. 授業の概要(ねらい)

 この講義では、外交史の中でも「主権国家」の誕生から第二次世界大戦までの時期に焦点を合わせ、外交史の基本的な事柄を学びます。なぜ第一次世界大戦は勃発したのでしょうか。なぜ第二次世界大戦を防げなかったのでしょうか。何がターニング・ポイントだったのでしょうか。そして、日本はどのようにかかわったのかなどを幅広く学んでいきます。理解を深めるために視聴覚教材も使います。

2.
授業の到達目標

 1)外交史の基本的な知識を得る。
 2)外交史を多角的に分析することができるようになる。
 3)今日の外交の諸問題をより深く理解することができるようになる。

3.
成績評価の方法および基準

 1)平常点30%(コメントを書いてもらいます。白紙や一言のコメント、遅刻者は採点対象外です)
 2)ブック・レポート20%(教科書『国際紛争』465-468頁で紹介されている書籍を1冊読み、内容の要約をした上で自由に論じてください。2000字程度。パソコンで作成しA4用紙に印刷したものに表紙をつけて提出すること。書籍のタイトルを明記すること。締め切りは追って指示します)
 3)期末試験 50%

4.
教科書・参考書

 ジョセフ・S・ナイ・ジュニア、デイヴィッド・A・ウェルチ(田中明彦・村田晃嗣訳)『国際紛争――理論と歴史[原書第10版]』有斐閣、2017年
 参考文献は、適宜授業中に紹介します。

5.
準備学修の内容

 教科書の該当箇所を読んでください。
 より深く学びたい人は、参考文献も読んでください。
 継続してニュースに接する習慣を身につけてください。

6.
その他履修上の注意事項

 ノートをしっかり取ってください。外交史IIもあわせて受講すると理解が深まると思います。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 主権国家の誕生、ナショナリズムと帝国主義の時代
【第3回】
 第一次世界大戦の起源
【第4回】
 第一次世界大戦の展開
【第5回】
 第一次世界大戦の終焉
【第6回】
 第一次世界大戦の影響
【第7回】
 戦間期の展開
【第8回】
 戦間期の影響
【第9回】
 第二次世界大戦の起源
【第10回】
 第二次世界大戦の展開
【第11回】
 ヨーロッパ
【第12回】
 アジア・太平洋
【第13回】
 第二次世界大戦の終焉
【第14回】
 第二次世界大戦の影響
【第15回】
 まとめ