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授業の概要(ねらい) |
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この講義では、テロや災害などの危機管理について考えていきます。授業の前半に危機管理に関連する時事問題を広く解説し、後半に過去の事例を深く学んでいきます。危機はどのように起き、おさまったのでしょうか?あるいは、危機はどのように防がれたのでしょうか。リアルタイムの事例も考察しつつ、危機管理の基本的な考え方を幅広く学んでいきます。理解を深めるために視聴覚教材も使います。
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授業の到達目標 |
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1)危機管理の基本的な知識を得る。 2)危機管理の事例を多角的に分析することができるようになる。 3)危機管理の諸問題をより深く理解することができるようになる。
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成績評価の方法および基準 |
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1)平常点30%(毎回コメントを書いてもらいます。白紙や一言のコメント、遅刻者は採点対象外です) 2)ブック・レポート20%(教科書『日本外交の論点』の第14~26章のいずれか1章を読み、内容の要約をした上で自由に論じてください。2000字程度。パソコンで作成しA4用紙に印刷したものに表紙をつけて提出すること。選んだ章のタイトルを明記すること。締め切りは追って指示します) 3)期末試験 50%(教科書・ノートなど持ち込み不可)
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教科書・参考書 |
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佐藤史郎・川名晋史・上野友也・齊藤孝祐編『日本外交の論点』法律文化社、2018年 参考文献は、五百旗頭真『大災害の時代――未来の国難に備えて』毎日新聞出版、2016年など。適宜授業中にも紹介します。
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準備学修の内容 |
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教科書の該当箇所を読んでください。 より深く学びたい人は、参考文献も読んでください。 継続してニュースに接する習慣を身につけてください。
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その他履修上の注意事項 |
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ノートをしっかり取ってください。危機管理論Iもあわせて受講すると理解が深まると思います。 リアルタイムの危機管理の事例も解説していくため、授業の計画の変更もあり得ます。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション | 【第2回】 | テロリズムをめぐる危機管理 | 【第3回】 | 米国同時多発テロ事件の経緯 | 【第4回】 | 米国同時多発テロ事件の分析 | 【第5回】 | 関東大震災の経緯・分析 | 【第6回】 | 阪神・淡路大震災の経緯 | 【第7回】 | 阪神・淡路大震災の分析 | 【第8回】 | 東日本大震災の経緯 | 【第9回】 | 東日本大震災の分析 | 【第10回】 | 緊急援助をめぐる危機管理 | 【第11回】 | 難民・国内避難民をめぐる危機管理 | 【第12回】 | 地球環境をめぐる危機管理 | 【第13回】 | 国際犯罪をめぐる危機管理 | 【第14回】 | 資源・エネルギーをめぐる危機管理 | 【第15回】 | まとめ |
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