1. |
授業の概要(ねらい) |
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独創的な研究テーマ設定を推奨する。 日本文化の研究領域は多岐にわたる。本演習では、これまでに神話、宗教、思想、哲学、文学、歴史、近代、教育、観光、食文化、喫茶文化、和菓子、漫画、アニメーション、ファッション、化粧、風俗、習慣、言語、書、色彩、絵画、文化遺産、自然環境、平和構築、戦争の記憶、出版文化、音楽、芸能、日本の科学技術、日本のスポーツ、庭園、建築、SNS、折り紙などの領域で発表がなされ、次年度の卒業論文執筆へと結びついてきている。 秋期のテーマ・ディスカッションでは夏休みに取り組んだ研究について意見交換を行う。その上で文献、インターネット、フィールドから得た成果を独自の視点で総合し、多角的で広い視座から自身のテーマを深く掘り下げた研究発表を行う。その後、発表から得られた多彩な意見を検討し、卒業論文執筆計画をも加味した「研究レジュメ」改訂版を作成する。
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2. |
授業の到達目標 |
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文化学の三つの情報源である①文献(紙媒体情報)、②インターネット(電子媒体情報)、③フィールド(生の情報)から重要な資料を収集・選択・分析・総合・アウトプットする能力を高め、「研究レジュメ」改訂版を作成する。 なかでも、研究の軸とする書籍の内容を独自に再検討して新たに設定した独創的な研究テーマにもとづき、さらなる文献、インターネット、フィールド調査を実施し、卒業論文につながるような総合的で深みのある研究成果を得ることをめざす。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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演習参加度と個人研究発表(66%)、「研究レジュメ」改訂版(33%)、その他プラス・アルファ(1%)
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4. |
教科書・参考書 |
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必要な資料はプリントで配布
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5. |
準備学修の内容 |
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自分の研究テーマについて日常的に考える習慣をつくり、研究資料を収集、蓄積していくこと
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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本当に打ち込める研究テーマを発展させること
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | テーマ・ディスカッション1 夏休み中の研究について受講者間で意見を交換、共有する。 | 【第2回】 | 図書館演習 自らの研究の軸となしうる書籍をさらに求め、MELICで探索、情報交換をする。個人研究発表順を決定する。 | 【第3回】 | テーマ・ディスカッション2 秋学期での研究について受講者間で意見を交換、共有する。 | 【第4回】 | 発表前演習 「研究レジュメ」作成のルール、発表方法、討議方法などを指導する。 | 【第5回】 | 個人研究発表1 「研究レジュメ」を作成、発表する。(2名発表×40分 総合的研究指導10分) | 【第6回】 | 個人研究発表2 | 【第7回】 | 個人研究発表3 | 【第8回】 | 個人研究発表4 | 【第9回】 | 個人研究発表5 | 【第10回】 | 個人研究発表6 | 【第11回】 | 個人研究発表7 | 【第12回】 | 個人研究発表8 | 【第13回】 | 予備日 個人研究発表または研究交流 | 【第14回】 | 「研究レジュメ」改訂版提出 来年度卒業論文執筆を視野に入れた総まとめを行う。 | 【第15回】 | 卒業論文執筆者との研究交流 |
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