Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:JLN-104
楷書研究 II 藤森 大雅
選択  2単位
【日本文化】 18-1-1310-4164-006

1. 授業の概要(ねらい)

 古典臨書を通じて楷書の様式美と技法を学び、日常生活に生かした表現を習得する。あわせて関連する歴史や文化についても理解を深める、書道経験の有無は問わない。

2.
授業の到達目標

 (1)各古典の特徴を理解し、臨書できる。
 (2)日常生活の中で古典を生かした楷書の表現ができる。

3.
成績評価の方法および基準

 (1)臨書課題の提出(50%)、授業への参加度を含めた平常点(50%)で評価する。

4.
教科書・参考書

 参考文献:『書道テキスト 楷書』(二玄社)『書の古典と理論』(全国大学書道学会編)
 特定のテキストは使用せず、プリントを配布する。

5.
準備学修の内容

 事前に参考文献を熟読して臨む。授業後は配布、および紹介した資料をもとに学習の深化を図る。

6.
その他履修上の注意事項

 ・書道用具の準備。(これから購入する学生は初回で指示する用具を購入することが望ましい。)
 ・遅刻や無断の途中退出は認めない。
 ・積極的な取り組みを期待する。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業の概要について
【第2回】
 王羲之「楽毅論」を学ぶ(2字書)
【第3回】
 王羲之「楽毅論」を学ぶ(4字書)
【第4回】
 王羲之「楽毅論」を学ぶ(6字書)
【第5回】
 鄭道昭「鄭羲下碑」を学ぶ(2字書)
【第6回】
 鄭道昭「鄭羲下碑」を学ぶ(4字書)
【第7回】
 鄭道昭「鄭羲下碑」を学ぶ(6字書)
【第8回】
 「高貞碑」を学ぶ(6字書)
【第9回】
 「高貞碑」を学ぶ(12字書)
【第10回】
 「高貞碑」を学ぶ(18字書)
【第11回】
 古典を生かした楷書表現について
【第12回】
 古典を生かした楷書表現1(ハガキ・練習)
【第13回】
 古典を生かした楷書表現1(ハガキ・まとめ)
【第14回】
 古典を生かした楷書表現2(色紙・練習)
【第15回】
 古典を生かした楷書表現2(色紙・まとめ)