1. |
授業の概要(ねらい) |
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前期では総論として、映像史から現代日本のアニメを講義しました。後期では、現代日本のアニメがなぜ海外で受け入れられたのか、発展したのか、その魅力について、海外の研究者の視点も参考にしながら、個々の作品を考察します。
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2. |
授業の到達目標 |
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本講義では、現代日本の個々のアニメーションについての基礎知識を海外の視点も踏まえ考えます。作品の内容について(作家の伝記や時代背景よりも)、作品を自律的なものとして捉え、その構造・意味・象徴性などを考えます。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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平常点(授業への参加度)50%、期末試験50% ※出席率は3分の2以上を単位の条件とします。(公欠を除く)
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4. |
教科書・参考書 |
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プリントを適宜配布。 参考図書:スーザン・J・ネイピア/神山京子訳『現代日本のアニメ』(中公叢書、2002年) 小川昌宏/須川亜紀子編著『アニメ研究入門』(現代書館、2014年) 横田正夫・池田宏・小出正志編『アニメーションの事典』(朝倉書店、2012年)等。
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5. |
準備学修の内容 |
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現在放送しているアニメーションだけではなく、古いアニメーションもできるだけ見てください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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作品の紹介はシラバスとは多少前後(あるいは変更)することもあるので注意すること。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 前期のまとめとガイダンス。なぜアニメなのか | 【第2回】 | 『AKIRA』身体、変身、アイデンティティ① | 【第3回】 | 『AKIRA』身体、変身、アイデンティティ② | 【第4回】 | 『もののけ姫』ファンタジーと女性性、神話① | 【第5回】 | 『もののけ姫』ファンタジーと女性性、神話② | 【第6回】 | 『攻殻機動隊』テクノロジー化した身体とアニメ① | 【第7回】 | 『攻殻機動隊』テクノロジー化した身体とアニメ②『アニマトリックス』日本的美意識の変化 | 【第8回】 | 『銀河鉄道999』少年の成長と旅立ち① | 【第9回】 | 『銀河鉄道999』少年の成長と旅立ち② | 【第10回】 | 『この世界の片隅に』歴史を見据えるアニメ① | 【第11回】 | 『この世界の片隅に』歴史を見据えるアニメ② | 【第12回】 | 『千と千尋の神隠し』カーニバルと封印の美学① | 【第13回】 | 『千と千尋の神隠し』カーニバルと封印の美学② | 【第14回】 | テレビ・アニメ | 【第15回】 | 総まとめとテスト。 |
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