1. |
授業の概要(ねらい) |
|
アニメーションは静止しているモノを、あるいは画像を動かして、動く映像として見せるメディアですから、その創造(空想も現実も)は自由自在、創作者の思いのままに制作されます。故にアニメーション創作の歴史はまず素材があり、それをどのように動かすかが課題でした。アニメーションを理解するためにはこれらの素材からの分類方法とそれを創作するクリエーターが大きな鍵となっています。そのため前期講義では基礎的なアニメーションのジャンル分けを中心に、実際の映像と理論と結びつけました。
後期講義では前期の基礎的な分類からもう一歩踏み出して、作品を通してクリエーターの作家性、作家論を考えます。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
本講義ではアニメーションのジャンル分けからさらに踏み出して、作家性、作家論を考えます。その作品を通して見えてくる作家の意図を考えます。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
平常点(授業への参加度)50%、期末試験50% ※出席率は3分の2以上を単位の条件とします。(公欠を除く)
|
4. |
教科書・参考書 |
|
プリントを適宜配布。 参考図書:小野耕世『世界のアニメーション作家たち』(人文書院、2006年)等。
|
5. |
準備学修の内容 |
|
現在放送しているアニメーションだけではなく、アート呼ばれるアニメーションも見るよう心がけてください。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
作品、作家の紹介はシラバスとは多少前後することもあるので注意すること。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | 前期のまとめとガイダンス | 【第2回】 | ミシェル・オスロ | 【第3回】 | ユーリ・ノルシュテインとアレクサンドル・ペトロフ | 【第4回】 | ヤン・シュヴァンクマイエル | 【第5回】 | ルネ・ラルー | 【第6回】 | レイ・ハリーハウゼン | 【第7回】 | ジミー・T・ムラカミ | 【第8回】 | ニック・パーク/新海誠① | 【第9回】 | 新海誠② | 【第10回】 | 山村浩二 | 【第11回】 | 加藤久仁生・鉄拳 | 【第12回】 | 川本喜八郎 | 【第13回】 | 宮崎駿① | 【第14回】 | 宮崎駿② | 【第15回】 | 総まとめとテスト |
|