Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:ARL-102
マンガ文化論 II 萩原 由加里
選択  2単位
【日本文化】 18-1-1310-4912-012

1. 授業の概要(ねらい)

 現代の日本マンガの基礎を築いた作品を取り上げることで、なぜマンガが文化と呼ばれるレベルに至ったのかを考えていく。図版や時には映像を交えながら授業を進めていきます。

2.
授業の到達目標

 マンガを単なる趣味ではなく、学術的な手段を用いて分析する能力を身につける。

3.
成績評価の方法および基準

 試験50%、平常点(小レポート)50%

4.
教科書・参考書

 教科書:なし
 参考書:竹内オサム・西原麻里編著『マンガ文化55のキーワード』(ミネルヴァ書房、2016)

5.
準備学修の内容

 レジュメを読み直して復習する

6.
その他履修上の注意事項

 積極的な質問を期待します。受講生の興味にあわせて取り上げる作品を変更することもあります。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 マンガ文化とは?
【第2回】
 松本零士 SFブーム
【第3回】
 白戸三平 歴史を描く
【第4回】
 つげ義春 夢の世界
【第5回】
 楳図かずお ホラーを描く
【第6回】
 さいとう・たかを 政治とのリンク
【第7回】
 中沢啓治『はだしのゲン』
【第8回】
 少女マンガの系譜1 萩尾望都
【第9回】
 少女マンガの系譜2 山岸涼子
【第10回】
 少女マンガの系譜3 池田理代子
【第11回】
 高橋留美子 少年マンガと少女マンガの交流
【第12回】
 海外との比較1 ―アメリカ
【第13回】
 海外との比較2 ―フランス
【第14回】
 マンガのジャンルを超えて
【第15回】
 マンガ文化の奥深さ