Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
科目ナンバリング:ARL-207
日本アニメーション史 I 萩原 由加里
選択  2単位
【日本文化】 18-1-1310-4912-015

1. 授業の概要(ねらい)

 日本アニメーションの歴史について、制作者と作品、そして受け手の時代による変化を取り上げていきます。スタートから終戦までの半世紀に渡る道筋を見ていくことで、現代の日本アニメーションがいかにして形成されていったのかを知るだけでなく、そしてこれからの時代にアニメーションはどうなっていくのかを考えていきます。

2.
授業の到達目標

 どのようにして作品が作られたのかを考えていくことで、日本の社会や文化のあり方を考えるとともに、これからの時代はどのような作品が求められるのか、アニメーションの将来を考えられるようにする。

3.
成績評価の方法および基準

 試験50%、平常点(小レポート)50%

4.
教科書・参考書

 教科書:なし
 参考書:津堅信之『アニメーション学入門』(平凡社、2017)

5.
準備学修の内容

 レジュメを読み直して復習する

6.
その他履修上の注意事項

 積極的な質問を期待します

7.
各回の授業内容
【第1回】
 アニメーションとは?
【第2回】
 アニメーションの誕生
【第3回】
 日本へのアニメーションの伝来
【第4回】
 弟子たちの時代
【第5回】
 大藤信郎とレコード式トーキー
【第6回】
 おもちゃフィルム
【第7回】
 海外でのトーキー化
【第8回】
 日本でのトーキー化への挑戦
【第9回】
 1930年代の戦争とアニメーション
【第10回】
 日米開戦とアニメーション
【第11回】
 戦時下のアニメーション
【第12回】
 終戦がアニメーションにもたらしたもの
【第13回】
 日本動画社の設立
【第14回】
 こねこの系譜
【第15回】
 アニメーションとは何だったのか?