Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:ARL-208
日本アニメーション史 II 萩原 由加里
選択  2単位
【日本文化】 18-1-1310-4912-016

1. 授業の概要(ねらい)

 日本アニメーションの歴史について、制作者と作品、そして受け手の時代による変化を取り上げていきます。過去から現代へと至る道筋を見ていくことで、現代の日本アニメーションがいかにして形成されていったのかを知るだけでなく、そしてこれからの時代にアニメーションはどうなっていくのかを考えていきます。

2.
授業の到達目標

 日本のアニメーションが海外と区別されて「アニメ」と呼ばれるに至った理由を理解できるようにする。

3.
成績評価の方法および基準

 試験50%、平常点(小ポート)50%

4.
教科書・参考書

 教科書:なし
 参考書:津堅信之『アニメーション学入門』(平凡社、2017)

5.
準備学修の内容

 レジュメを読み直して復習する

6.
その他履修上の注意事項

 積極的な質問を期待します

7.
各回の授業内容
【第1回】
 アニメーションとは?
【第2回】
 東映動画の設立
【第3回】
 学研の人形アニメーション
【第4回】
 手塚治虫とアニメーション
【第5回】
 手塚治虫のリミテッド・アニメーションと第1次アニメブーム
【第6回】
 宮崎駿の挫折
【第7回】
 TVアニメの隆盛
【第8回】
 少女向けアニメーションの登場
【第9回】
 スポコン・アニメーションの流行
【第10回】
 第2次アニメ・ブーム
【第11回】
 越境の80年代
【第12回】
 第3次アニメ・ブーム
【第13回】
 2000年代におけるCGの導入
【第14回】
 アート・アニメーション
【第15回】
 アニメーションとは何だったのか?