Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:ARL-210
日本文化研究(マンガ・アニメーション) II 萩原 由加里
選択  2単位
【日本文化】 18-1-1310-4912-018

1. 授業の概要(ねらい)

 普段、何げなく見ている作品であっても、自分では気づかない作り手の工夫が数多くあります。また、過去のさまざまなジャンルの作品を参考にしていたり、同時代の日本社会の在り方をも反映しています。日本を代表する作品をセレクトした上で、日本のマンガ・アニメーションの独創性について考えていきます。

2.
授業の到達目標

 作品から現代の日本文化の特徴を読み解く能力を身につける

3.
成績評価の方法および基準

 試験50%、平常点(小レポート)50%

4.
教科書・参考書

 教科書:なし
 参考書:山田奨治編著『マンガ・アニメで論文・レポートを書く 「好き」を学問にする方法』(ミネルヴァ書房、2017)

5.
準備学修の内容

 レジュメを読み直して復習する

6.
その他履修上の注意事項

 積極的な質問を期待します。受講生の興味にあわせて取り上げる作品を変更することもあります。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 日本文化としてⅡマンガ・アニメーションとは
【第2回】
 今敏『千年女優』
【第3回】
 細田守『時をかける少女』
【第4回】
 幾原邦彦『少女革命ウテナ』
【第5回】
 海外との比較1 ―フランス
【第6回】
 森薫『乙嫁語り』
【第7回】
 片淵須直『この世界の片隅に』
【第8回】
 近藤喜文『耳をすませば』
【第9回】
 高畑勲『平成狸合戦ぽんぽこ』
【第10回】
 海外との比較2 ―カナダ
【第11回】
 グルメマンガ
【第12回】
 教養マンガ
【第13回】
 スポーツとアニメーション
【第14回】
 加藤久仁夫『つみきのいえ』
【第15回】
 マンガ・アニメーションの未来を考える