Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング：JLT-101
日本文化 I － I 萩原　由加里
【Ⅲ】  2単位
【Ⅲ　歴史と文化を学ぶ】 18-1-1310-4912-020

１． 授業の概要（ねらい）

　19世紀〜戦中にかけての、ジュブナイルノベル、少年小説や少女小説への変遷を取り上げることで、娯楽としての大衆文化のあり方について学んでいきます。

２．
授業の到達目標

　１　近年、小説という形態にとどまらず、他のメディアへと移植されるケースが増えている。同じ物語でも、メディア媒体によって生じる違いというものを発見していく。
　２　時代によって文学に求められる題材も大きく変化している。それぞれの時代に話題となった作品を読み比べていくことで、日本文化の変化について理解を深める。

３．
成績評価の方法および基準

　試験70％、平常点30％

４．
教科書・参考書

　教科書：なし
　参考書：なし
　適宜、資料を配布します

５．
準備学修の内容

　レジュメを読み直して復習する

６．
その他履修上の注意事項

　積極的な質問を期待します

７．
各回の授業内容
【第１回】
　大衆文化から見る日本の文化
【第２回】
　挿絵と台詞
【第３回】
　英雄譚
【第４回】
　貴種流離譚
【第５回】
　SF冒険　『海底軍艦』
【第６回】
　少年小説『怪人二十面相』
【第７回】
　少年マンガの登場
【第８回】
　少女小説『乙女の港』
【第９回】
　少女文化
【第10回】
　吉屋信子　異性愛の少女小説
【第11回】
　吉屋信子　Sを描いた少女小説
【第12回】
　少女マンガの原点
【第13回】
　童謡・童話とアニメーション
【第14回】
　戦争の時代
【第15回】
　日本文化とは何なのか？