Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:JLT-104
伝統文化概論 II 馬場 小百合
必修  2単位
【日本文化】 18-1-1310-4913-015

1. 授業の概要(ねらい)

 この授業では、和歌や王朝物語などの古典文学作品を通して、年中行事や当時の人々の季節感覚、冠婚葬祭・習俗の成立と展開について学びます。
 七夕やひな祭りなど、現代の私たちにとってもなじみ深いいわゆる「伝統文化」はどのように成立し展開してきたのでしょうか。あるいは逆に現代人にはなじみの無いような当時の習俗は、どのようにそのありようを確かめられるのでしょうか。古典文学作品を通じて、「伝統文化」の具体的な様相と変遷について幅広く知識を深めます。

2.
授業の到達目標

 授業の内容を正確に理解し、興味をもった事柄について参考文献などを通して発展的に学習できる。

3.
成績評価の方法および基準

 授業内試験(50%)と平常点(出席状況・コメントシート・小テストなど、50%)をあわせて評価します。

4.
教科書・参考書

 テキストはプリントを用意し、参考文献は授業時に紹介します。

5.
準備学修の内容

 予習のために配布されたプリントは次の授業までに読んでおき、分からない言葉は辞書などを使って調べてくること。
 授業で配付されたレジュメも授業後に読み直し、復習しましょう。
 授業時に紹介する参考文献に目をとおし、疑問点については授業中のコメントシートなどで質問してください。

6.
その他履修上の注意事項

 授業中の質問やコメントシート等を通じて、積極的な授業参加を求めます。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス・前期の復習
【第2回】
 古典文学作品に見る秋の年中行事と季節感覚(1)
【第3回】
 古典文学作品に見る秋の年中行事と季節感覚(2)
【第4回】
 古典文学作品に見る秋の年中行事と季節感覚(3)
【第5回】
 古典文学作品に見る秋の年中行事と季節感覚(4)
【第6回】
 古典文学作品に見る秋の年中行事と季節感覚(5)
【第7回】
 古典文学作品に見る冠婚葬祭と習俗(4)
【第8回】
 古典文学作品に見る冠婚葬祭と習俗(5)
【第9回】
 古典文学作品に見る冠婚葬祭と習俗(6)
【第10回】
 古典文学作品に見る冬の年中行事と季節感覚(1)
【第11回】
 古典文学作品に見る冬の年中行事と季節感覚(2)
【第12回】
 古典文学作品に見る冬の年中行事と季節感覚(3)
【第13回】
 古典文学作品に見る冬の年中行事と季節感覚(4)
【第14回】
 古典文学作品に見る冬の年中行事と季節感覚(5)
【第15回】
 まとめと試験