Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
科目ナンバリング:ESS-311
教科指導法(家庭) 勝田 映子
選択  2単位
【初等教育】 18-1-1333-3769-003

1. 授業の概要(ねらい)

 小学校における家庭科教育の意義を踏まえた上で、教科の目標・学習内容と方法について理解し、望ましい授業の在り方を展望して学習指導計画及び指導案を立案し、授業を展開できる指導力の育成を目指す。

2.
授業の到達目標

 ①小学校家庭科の意義と目標について他者に説明することができる。
 ②小学校家庭科の学習内容について具体例を挙げて指導上の留意点を踏まえて、説明することができる。
 ③小学校家庭科の指導計画、評価計画を立て、指導案を作成することができる。
 ④学習目標を達成するための授業をデザインし、行うことができる。
 ⑤他者が行う模擬授業について観点を明確にして評価を行うことができる。

3.
成績評価の方法および基準

 毎時間の授業ポートフォリオ40%、演習課題(指導案作成・模擬授業等)の達成度30%、試験30%により総合的に評価する。

4.
教科書・参考書

 テキスト:小学校家庭科教科書『新しい家庭 5・6』東京書籍
      『小学校学習指導要領解説 家庭編』文部科学省
 ・その他必要なプリントは、適宜授業中に配布する。また参考文献も紹介する。

5.
準備学修の内容

 教科書や学習指導要領の内容を自分の言葉で説明できるようにまとめておくこと。
 模擬授業のために資料を集め、指導案を作成し、発表の準備を行うこと。教材研究をしておくこと。

6.
その他履修上の注意事項

 常に児童の目線に立ち、指導者となることへの自負と自覚とを持って、授業に臨むことを希望します。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業ガイダンス(授業計画、準備するもの、評価についてなど) 生活アンケート
【第2回】
 家庭科の学びとは何かー学習指導要領を基に教科目標と内容、育てる資質能力を学ぶ
【第3回】
 家庭科の授業づくり①ー解説と演習ー年間指導計画・評価計画の作り方
【第4回】
 家庭科の授業づくり②ー解説と演習ー題材の指導計画、指導案の作成の仕方
【第5回】
 題材・教材研究1(家族・家庭生活)
【第6回】
 題材・教材研究2(食生活)
【第7回】
 題材・教材研究3(調理)
【第8回】
 題材・教材研究4(衣・住生活)
【第9回】
 題材・教材研究5(消費・環境)
【第10回】
 模擬授業①(食生活)
【第11回】
 模擬授業②(食生活)
【第12回】
 模擬授業③(家族・家庭生活)
【第13回】
 模擬授業④(衣・住生活)
【第14回】
 模擬授業⑤(消費・環境)
【第15回】
 学修のまとめとテスト 総合的な学習の時間・食育との関連