Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:ESS-407
家庭科教育特論 勝田 映子
選択  2単位
【初等教育】 18-1-1333-3769-005

1. 授業の概要(ねらい)

 優れた学習指導は、深い題材分析、教材研究無くしては成立しえない。特に家庭科は対象とする学習領域が広いため、幅広い知識・技能の修得と、教材や活動内容の選定及び運用力とが問われる教科である。そこで本講義では、こうした教科の特性を踏まえ、小学校家庭科の指導内容を深く理解するための題材、教材研究と、効果的な指導方法の追究とを礎に児童主体の授業を構想し実践できる指導力の育成をねらいとする。

2.
授業の到達目標

 ・小学校家庭科で扱う題材について、その教育的意義や指導上の課題、留意点について説明することができる。
 ・小学校家庭科の授業で用いる教材を開発し、提案することができる。

3.
成績評価の方法および基準

 ・毎時間の授業ポートフォリオ50%、レポート・提出物40%、プレゼンテーション10%

4.
教科書・参考書

 ・テキスト:勝田映子、『小学校家庭科授業 成功の極意』、(明治図書、2016年)
 ・参考図書:勝田映子、『子どものよさを活かす家庭科授業ー出会う・かかわる・つくり出す』、(不昧堂出版、2010年)

5.
準備学修の内容

 ・各自の研究テーマについて研究計画に沿って小学校家庭科の教科書や授業実践を分析し、ノートにまとめておくこと

6.
その他履修上の注意事項

 ・常に児童の目線に立ち、指導者となることへの自負と自覚とを持って、授業に臨むことを希望します。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業ガイダンス(授業計画・準備するもの・評価についてなど)
【第2回】
 各自の研究テーマの設定と研究計画の作成
【第3回】
 各自の研究テーマに関する先行研究、授業実践についての報告(1)
【第4回】
 各自の研究テーマに関する先行研究、授業実践についての報告(2)
【第5回】
 各自の研究テーマに関する先行研究、授業実践についての報告(3)
【第6回】
 教材研究① (教科書分析、課題の抽出、仮説の設定)
【第7回】
 教材研究② (教材研究、調査研究)
【第8回】
 教材研究③ (活動、学修形態の工夫)
【第9回】
 教材研究④ (ICTの活用)
【第10回】
 研究発表① (家族・家庭生活)
【第11回】
 研究発表② (食生活)
【第12回】
 研究発表③ (衣生活)
【第13回】
 研究発表④ (住生活)
【第14回】
 研究発表⑤ (消費・環境)
【第15回】
 学修のまとめ