1. |
授業の概要(ねらい) |
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道徳概論や小学校・道徳の指導法で修得した内容を基に、より深く道徳教育及び道徳科について理解し、実践的かつ専門的な指導力を身に付けることをねらいとする。特に、道徳科における教材研究や指導方法の研究に重きを置きながら、道徳教育全般の指導力を養う。
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2. |
授業の到達目標 |
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・道徳教育についての理解を深めることができる。 ・道徳科の学習指導案を作成し模擬授業を行い、その授業分析をすることができる。 ・指導方法について、基礎的・基本的な内容を修得することができる。 ・道徳教育の全体計画や年間指導計画等について、その意義と作成方法等を理解することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業中の小レポートや学修姿勢(30%)、学習指導案と模擬授業(40%)、試験(30%)で総合的に評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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<教科書> 『小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編』(文部科学省 平成29年6月) 『これからの道徳教育と「道徳科」の展望』(東洋館出版社 平成28年11月)
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5. |
準備学修の内容 |
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授業で示された課題に積極的に取り組むとともに、受講者それぞれに自己の課題意識をもち、その内容の研究を進めること。また、課題レポート等は期限までに必ず提出すること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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道徳に関する専門的な指導力を高める授業であるため、欠席をしないこと。各自が自らの課題をもち、主体的・積極的に参加してほしい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション (道徳教育と道徳科) | 【第2回】 | 道徳教科化の背景とこれからの道徳教育の在り方 | 【第3回】 | 道徳教育の目標と全体計画、組織体制 | 【第4回】 | 道徳科の目標と内容項目 | 【第5回】 | 道徳科の指導過程と授業づくり | 【第6回】 | 道徳科の多様な指導方法 | 【第7回】 | 教材分析に基づく発問構成と道徳科の評価 | 【第8回】 | 学習指導案の書き方と留意点 | 【第9回】 | 学習指導案の作成(事例に基づく研究) | 【第10回】 | 学習指導案の作成(学習指導案の構想と具体化) | 【第11回】 | 模擬授業と授業分析①(主として自分自身に関すること) | 【第12回】 | 模擬授業と授業分析②(主として人との関わりに関すること) | 【第13回】 | 模擬授業と授業分析③(主として集団や社会との関わりに関すること) | 【第14回】 | 模擬授業と授業分析④(主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること) | 【第15回】 | 試験とまとめ |
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