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授業の概要(ねらい) |
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小学校音楽科の授業において、児童の音楽的な活動を促すために、教員はピアノの基礎的な演奏技術を習得し、さらに弾き歌いの力を身に付ける必要がある。音楽教育を行う上で必要不可欠な音楽的基礎知識を再確認し、読譜力を高め、実践的な指導力に結びつけたい。本授業では、ピアノ演奏の基礎的技能を習得するとともに、小学校歌唱共通教材を中心とした弾き歌いの技能を習得し、指導者としての音楽的能力を高めることを目的とする。
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2. |
授業の到達目標 |
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小学校音楽科の指導に必要とされるピアノの基礎的な技能の習得をする。読譜、運指、表現、伴奏法について理解し、基礎的な音楽的能力や音楽性を育む。また、コードネームを用いた伴奏付けを経験し、自分の演奏レヴェルに適した弾き歌いを実践する。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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① 平常点(30%) ② 授業内課題(20%) ③ 実技試験(50%)
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4. |
教科書・参考書 |
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有本真紀・阪井恵・山下薫子編著 『教員養成課程 小学校音楽科教育法』 教育芸術社、2011年 在原章子他編著 『ピアノ教本 MUSICA』 全音楽譜出版社、2000年 その他、個々のレヴェルに応じて、プリントを配布する。
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5. |
準備学修の内容 |
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・各自に与えられた課題曲は、必ず練習してレッスンに臨むこと。 ・練習できる環境(場所・楽器)を整えること。 ・ピアノを弾く習慣を身に付けること。
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その他履修上の注意事項 |
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授業中のレッスンを有益にするためには、事前の練習が必要である。毎日、練習することを心掛けて欲しい。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業ガイダンス、楽譜の読み方や指番号の確認、簡単な楽曲演奏の挑戦 | 【第2回】 | ピアノ課題、弾き歌い課題① | 【第3回】 | ピアノ課題、弾き歌い課題② | 【第4回】 | ピアノ課題、弾き歌い課題③ | 【第5回】 | ピアノ課題、弾き歌い課題④ | 【第6回】 | ピアノ課題、弾き歌い課題⑤ | 【第7回】 | ピアノ課題、弾き歌い課題⑥ | 【第8回】 | ピアノ課題、弾き歌い課題⑦ | 【第9回】 | ピアノ課題、弾き歌い課題⑧ | 【第10回】 | 実技小テスト(ピアノ課題) | 【第11回】 | コードネームを用いた歌の伴奏、様々な伴奏型の実践 | 【第12回】 | ピアノ課題、弾き歌い課題⑨ | 【第13回】 | ピアノ課題、弾き歌い課題⑩ | 【第14回】 | ピアノ課題、弾き歌い課題⑪ | 【第15回】 | 実技試験(弾き歌い課題)、まとめ |
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