Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:ENL-301
基礎英文法 I (教職) 木谷  厳
選択  2単位
【教育文化】 18-1-1334-3221-009

1. 授業の概要(ねらい)

 大学入学までに学んできた英文法を基礎から確認し、その知識を応用的に深めながら、将来中学校あるいは高等学校の英語教員として指導をおこなうために必要な英語力を身につける。
 授業では、はじめにその週ごとのテーマとなる文法事項について説明し、英語圏で日常的に使用されているフレーズやセンテンスを用いた実践的な演習問題を解き、その解説をおこなう。また、同じテーマでの会話練習も取り入れる予定である。実践的な英語力を高め、それを維持するために、学期末テストだけではなく授業で学んだことの確認テストも毎回実施する。

2.
授業の到達目標

 ・様々なジャンルや話題の英語を読んで、目的に応じて情報や考えなどを理解することができる。
 ・様々な話題について、目的や場面、状況等に応じて英語で書くことができる。
 ・複数の領域を統合した言語活動を遂行するための文法的な基礎を身につける。
 ・英語教育の文法指導だけではなく「国際語としての英語」という文化的側面も意識する。

3.
成績評価の方法および基準

 課題を含む授業への積極的な参加、取り組み(40%)、最終筆記試験(60%)。

4.
教科書・参考書

 授業で指示する。

5.
準備学修の内容

 授業の内容をより深く理解するために、毎回理解確認の小テストをおこなう。そのため、予習、復習といった反復的な自習をおこなうことが望まれる。

6.
その他履修上の注意事項

教職を希望していない学生も受講可能。ただし、授業の内容を理解するためには相応の英語力および努力が要求される。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 文型――自動詞と他動詞の分類をもとに
【第3回】
 (1)否定文(準否定、部分否定、二重否定を含む)と疑問文(2)日本人の苦手な付加疑問文
【第4回】
 疑問詞と間接疑問文
【第5回】
 時制(1)さまざまな過去形(過去の習慣を含む)
【第6回】
 時制(2)進行形と未来時制、助動詞will
【第7回】
 中間まとめ
【第8回】
 可能性、推量をあらわす助動詞と英語の敬語――can/could、will/would、may/mightほか
【第9回】
 必要、義務などをあらわす助動詞と意図の強さ――shall、ought to、must、have toほか
【第10回】
 時制(3)完了形の現在、過去、未来時制
【第11回】
 準動詞について(1)不定詞の基礎とさまざまな用法
【第12回】
 準動詞について(2)動名詞の基礎とさまざまな用法(3)不定詞と動名詞の使い分け
【第13回】
 さまざまな形容詞
【第14回】
 さまざまな数量の表し方
【第15回】
 全体のまとめ、筆記試験
 ※状況に応じて順番や内容が変わる可能性もある。