平成30年度
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前半は古代ギリシアの歴史と哲学から、代表的な著作家の作品を読む。どの作品も、彼らが生きた激動の時代と格闘しつつ、人間本来のあり方を求めて書かれた。政治思想を読み取るだけでなく、歴史と人間の真実をつかみ取ってもらいたい。 後半はパルテノン神殿の彫刻を取り上げ、歴史学と美術史の両方の観点から、そこに込められた思想を読み解いていく。美術作品を史料として用いるのは、近年の歴史学研究の重要な方法である。美術の中にどうやって政治思想が読み取れるのかを、実地に経験してもらいたい。
古典作品を直に読み、著者の政治思想を的確に読み取ること 古典作品のテキストを時代背景とのかかわりで解釈できること 美術作品の中に当時の思想を読み取る方法を会得すること
中間試験40%、期末試験60%
毎回プリントを配布する
授業終了後にプリントとノートを読み直しておくこと
毎回小さな課題を出して答案を書いてもらい、その提出をもって出席を認定する