Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
科目ナンバリング:GGR-204
地理学特殊講義2A- II 平野 淳平
選択必修  2単位
【史】 18-1-1340-4156-006

1. 授業の概要(ねらい)

 過去約100万年間の間、激しい地殻変動と侵食作用の影響を受けて、日本列島の地形は絶えずその姿を変化させてきました。この授業では、現在の日本列島の地形が形作られた過去約100万年前以降を中心に、起伏に富んだ日本各地の地形の成り立ちを自然地理学的視点から解説します。

2.
授業の到達目標

 日本各地の地形の特徴を理解し、その形成要因を説明できるようにする。

3.
成績評価の方法および基準

 試験の結果(80%)と受講態度(20%)をもとに成績を評価します。

4.
教科書・参考書

 教科書は特に指定しません。
 毎回、プリントを配布します。
 
 参考文献
 山崎晴雄・久保純子(2017):『日本列島百万年史』講談社ブルーバックス

5.
準備学修の内容

 講義内容を復習するように心がけてください。

6.
その他履修上の注意事項

 リアクションペーパーを配布するので、質問・感想等を書いて
 提出してください。

7.
各回の授業内容
【第1回】
ガイダンス、受講上の注意
【第2回】
日本列島の成り立ち:日本列島はなぜ弓形をしているのか
【第3回】
北海道の地形:大雪山と石狩平野
【第4回】
東北地方の地形:奥羽山脈と三陸リアス式海岸の成り立ち
【第5回】
関東平野の地形:関東平野はなぜ広いのか
【第6回】
中部地方の地形①:富士山はなぜ高いのか
【第7回】
中部地方の地形②:日本アルプスの成り立ち
【第8回】
近畿地方の地形①:近畿三角帯-京阪神と中京の地形
【第9回】
近畿地方の地形②:六甲山と神戸の地形
【第10回】
中国地方の地形①:南海トラフと西南日本の地形
【第11回】
中国地方の地形②:瀬戸内海と中国山地の地形
【第12回】
九州地方の地形①:九州山地の地形
【第13回】
九州地方の地形②:九州シラス台地と巨大火砕流
【第14回】
南西諸島の地形
【第15回】
 まとめと試験