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授業の概要(ねらい) |
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近年、「回復(リカバリー)」の研究が注目を浴びています。それは、何らかの問題やトラブルを抱えた人が立ち直っていくプロセスを対象とする研究分野です。犯罪・非行、虐待などの被害経験、アディクション(嗜癖)、病気、死別といった、様々な出来事や経験に伴う問題に、人々がどう対処していくのかが論じられています。その過程では人とのつながり、心の安定、生活の再建といった、誰にとっても重要な要素が大きく関わっています。この授業は「回復」をテーマとして取り上げ、人々の生の多様な軌跡について認識を深めるとともに、自己・相互行為・集団に関する社会学的な見方を養うことを目的としています。授業の進め方としては、文献の講読と参加者の発表を予定しています。
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2. |
授業の到達目標 |
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日々の生活を社会学的な観点から分析する態度の獲得。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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出席と授業態度(50%)、報告内容(30%)、議論への参加(20%)を総合して判断します。
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4. |
教科書・参考書 |
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授業内で指示します。
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準備学修の内容 |
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発表テーマに関する文献を読み、わからない用語を調べ、自分の意見を考えておくこと。
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その他履修上の注意事項 |
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授業への積極的な参加を重視します。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション:発表の割り当て | 【第2回】 | 発表とディスカッション(1) | 【第3回】 | 発表とディスカッション(2) | 【第4回】 | 発表とディスカッション(3) | 【第5回】 | 発表とディスカッション(4) | 【第6回】 | 発表とディスカッション(5) | 【第7回】 | 発表とディスカッション(6) | 【第8回】 | 発表とディスカッション(7) | 【第9回】 | 発表とディスカッション(8) | 【第10回】 | 発表とディスカッション(9) | 【第11回】 | 発表とディスカッション(10) | 【第12回】 | 発表とディスカッション(11) | 【第13回】 | 発表とディスカッション(12) | 【第14回】 | 発表とディスカッション(13) | 【第15回】 | 発表とディスカッション(14) |
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