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授業の概要(ねらい) |
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ジャーナリズム(メディアによる社会問題の報道、解説、論評)の内容分析を行う実習形式の授業である。ジャーナリズムもまたコミュニケーション活動の一種であるので、コミュニケーション分析の手法により分析を行うことができる。本授業で取り扱う「内容分析」とはそうしたコミュニケーション分析の一つであり、その目的は多岐にわたるが、その一つに「社会で共有されている信念や価値観を分析する」というものがある。これは社会学科の学生にとっても重要な目的であろう。 本授業では、新聞のデータベースや録画した番組の分析とその報告を繰り返し行うことで、ジャーナリズムを分析する視点を実践的に涵養していくことを目的としている。
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2. |
授業の到達目標 |
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卒業レポート・論文の執筆に必要なジャーナリズムの分析のための能力を身に着けること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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平常点(毎回の授業の報告)60%、期末レポート40%
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4. |
教科書・参考書 |
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藤田真文・岡井崇之編(2009)『プロセスが見えるメディア分析入門』世界思想社
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5. |
準備学修の内容 |
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授業外のメディア分析、発表のための準備、および復習。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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実習という授業の性格上、授業外の学習は不可欠である。 欠席・遅刻をしないこと。また講義中、他者の権利を侵害したとみなされる学生に対しては退出を命じるので注意するように。 初回の授業に必ず出席すること。2回目以降から出席する学生の履修は原則として認めない。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 「ジャーナリズム実習」に関して。自己分析レポート(履修者全員)。 | 【第2回】 | 新聞データベースの使用について | 【第3回】 | 分析の報告と講評(1) | 【第4回】 | 分析の報告と講評(2) | 【第5回】 | 分析の報告と講評(3) | 【第6回】 | 分析の報告と講評(4) | 【第7回】 | 分析の報告と講評(5) | 【第8回】 | 分析の報告と講評(6) | 【第9回】 | 分析の報告と講評(7) | 【第10回】 | 分析の報告と講評(8) | 【第11回】 | 分析の報告と講評(9) | 【第12回】 | 分析の報告と講評(10) | 【第13回】 | 分析の報告と講評(11) | 【第14回】 | 分析の報告と講評(12) | 【第15回】 | 総括 |
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