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授業の概要(ねらい) |
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私たちの住む地域社会には様々な問題が山積しています。本授業では、これらの問題について、それがなぜ問題なのか、そして、どのように問題なのかという視点から地域の問題を確認します。そして、社会の問題をビジネスの手法で解決していこうというソーシャルビジネスという取り組み方に焦点を当てて、具体例を示しながら「解決方法」を考えていきます。本授業では、講義のほか、授業の内容や提出課題を踏まえて、ディスカッションや発表、グループワークを積極的に実施します。また、ソーシャルビジネスの現場で活躍する方々をゲストスピーカーとしてお招きする予定です。
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2. |
授業の到達目標 |
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・地域における様々な問題を、社会保障問題に関連させながら、多角的に捉えることができる。 ・ビジネスという手法を使って、地域社会における課題に対してどのように取り組むことができるのか、自分の考えを整理し、発表し、意見交換をすることができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業への参加状況と提出課題(80%)、試験(20%)から、総合的に評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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課題図書(1)(MELICに収蔵済み) 石井光太著『「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち』新潮社、2016年
課題図書(2)(MELICに収蔵済み) ①駒崎弘樹著『「社会を変える」を仕事にする』EIJI PRESS、2007年 ②小暮真久著『「20円」で世界をつなぐ仕事』JMAM、2009年 ③山口絵里子著『裸でも生きる』講談社、2007年
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準備学修の内容 |
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事前に指示された課題に組んだうえで、授業に参加してください。 課題は忘れずに提出してください。
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その他履修上の注意事項 |
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ゲストスピーカーの事情により、予定が変更となる場合があります。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション | 【第2回】 | 「社会問題」とは何か?NPOをてがかりに
| 【第3回】 | 自分の想いを形にする:ソーシャルビジネスを手がかりに① ゲストスピーカー:長浜洋二氏(モジョコンサルティング合同会社) | 【第4回】 | 自分の想いを形にする:ソーシャルビジネスを手がかりに② | 【第5回】 | 事例紹介①児童養護施設とソーシャルビジネス ゲストスピーカー:永岡鉄平氏(株式会社フェアスタート)
| 【第6回】 | 「児童養護施設」から考える社会的課題とソーシャルビジネス:学生だからできること | 【第7回】 | 子どもをとりまく社会的課題:児童虐待から考える① | 【第8回】 | 子どもをとりまく社会的課題:児童虐待から考える② | 【第9回】 | 事例紹介②路上生活者とソーシャルビジネス ゲストスピーカー:佐野未来氏(有限会社ビッグイシュー日本) | 【第10回】 | 「貧困」から考える社会的課題とソーシャルビジネス:学生だからできること | 【第11回】 | 事例紹介③フードバンクから考えるソーシャルビジネス | 【第12回】 | 「食」から考える社会的課題とソーシャルビジネス:学生だからできること | 【第13回】 | 自分の想いを形にする:「私」だからできること① | 【第14回】 | 自分の想いを形にする:「私」だからできること② | 【第15回】 | まとめ |
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