Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:SEM-301
社会学演習 I 井上 慧真
必修  2単位
【社会】 18-1-1350-4914-016

1. 授業の概要(ねらい)

 「若者」は毎日のように会話や新聞・雑誌・テレビなどのメディアで見聞きする言葉です。ある人が「若者である自分」について考えるとき、またある人が「かつて若者であった自分」を振り返るとき、その中身は一様ではありません。学校や仕事での経験、誰とかかわり、一緒に暮らしたかは時代により異なりますし、また同じくらいの年齢の人々のなかでも異なるものです。このように「若者」は当たり前の言葉でありながら、難しさを秘めた言葉です。しかしこの難しさは同時に、考えるきっかけにもなります。
 本演習は「若者」という視点から、日本社会の様々な問題を社会学的に考えることを目標とします。若者と家族、若者と仕事、若者とコミュニケーションなどのテーマについて、報告や議論を通じて、皆さんの生きる現代社会の問題についての理解を深めます。

2.
授業の到達目標

 若者について社会学的に考えるための知識を身に付けること。また、レジュメの作成や授業における報告、議論を通じて、特に自分自身がより深く考えたいと思えるテーマを見つけること

3.
成績評価の方法および基準

 出席および議論への参加(40%)、報告(40%)、期末レポート(20%)

4.
教科書・参考書

 教科書:伊藤公雄・橋本満編『はじめて出会う社会学――社会学はカルチャー・スタディ』(有斐閣)
 参考書:授業中に指示

5.
準備学修の内容

 自分自身が報告を担当しない回についても、文献の該当箇所を読んで下さい。

6.
その他履修上の注意事項

 (1)必ず初回の授業に出席して下さい。
 (2)成績評価は授業に継続的に参加し、報告や質問を行ったかを重視します。(就職活動・忌引き・遅刻等の取扱いについては初回説明します)
 (3)考えたことやわからないことは気軽に発言・質問して下さい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション・報告担当の割り振り
【第2回】
 報告と議論(1)
【第3回】
 報告と議論(2)
【第4回】
 報告と議論(3)
【第5回】
 報告と議論(4)
【第6回】
 報告と議論(5)
【第7回】
 報告と議論(6)
【第8回】
 報告と議論(7)
【第9回】
 報告と議論(8)
【第10回】
 報告と議論(9)
【第11回】
 報告と議論(10)
【第12回】
 報告と議論(11)
【第13回】
 報告と議論(12)
【第14回】
 報告と議論(13)
【第15回】
 まとめと期末レポートの準備