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授業の概要(ねらい) |
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「若者」は毎日のように会話や新聞・雑誌・テレビなどのメディアで見聞きする言葉です。ある人が「若者である自分」について考えるとき、またある人が「かつて若者であった自分」を振り返るとき、その中身は一様ではありません。学校や仕事での経験、誰とかかわり、一緒に暮らしたかは時代により異なりますし、また同じくらいの年齢の人々のなかでも異なるものです。このように「若者」は当たり前の言葉でありながら、難しさを秘めた言葉です。しかしこの難しさは同時に、考えるきっかけにもなります。 本演習は「若者」という視点から、日本社会の様々な問題を社会学的に考えることを目標とします。若者と家族、若者と仕事、若者とコミュニケーションなどのテーマについて、報告や議論を通じて、皆さんの生きる現代社会の問題についての理解を深めます。
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2. |
授業の到達目標 |
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若者について社会学的に考えるための知識を身に付けること。また、レジュメの作成や授業における報告、議論を通じて、特に自分自身がより深く考えたいと思えるテーマを見つけること
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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出席および議論への参加(40%)、報告(40%)、期末レポート(20%)
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:伊藤公雄・橋本満編『はじめて出会う社会学――社会学はカルチャー・スタディ』(有斐閣) 参考書:授業中に指示
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5. |
準備学修の内容 |
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自分自身が報告を担当しない回についても、文献の該当箇所を読んで下さい。
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その他履修上の注意事項 |
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(1)必ず初回の授業に出席して下さい。 (2)成績評価は授業に継続的に参加し、報告や質問を行ったかを重視します。(就職活動・忌引き・遅刻等の取扱いについては初回説明します) (3)考えたことやわからないことは気軽に発言・質問して下さい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション・報告担当の割り振り | 【第2回】 | 報告と議論(1) | 【第3回】 | 報告と議論(2) | 【第4回】 | 報告と議論(3) | 【第5回】 | 報告と議論(4) | 【第6回】 | 報告と議論(5) | 【第7回】 | 報告と議論(6) | 【第8回】 | 報告と議論(7) | 【第9回】 | 報告と議論(8) | 【第10回】 | 報告と議論(9) | 【第11回】 | 報告と議論(10) | 【第12回】 | 報告と議論(11) | 【第13回】 | 報告と議論(12) | 【第14回】 | 報告と議論(13) | 【第15回】 | まとめと期末レポートの準備 |
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