1. |
授業の概要(ねらい) |
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若者問題は多くの人の関心を集めてきました。しかし、若者問題は、若者「だけ」の問題ではなく、社会のなかの多様な人々がかかわるものです。この授業は、現代社会における様々な若者問題について、そこにどのような人がかかわっているのか、そしてより広い社会の問題とどのように接続しているのかを考えます。
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2. |
授業の到達目標 |
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若者をとりまく様々な問題について、自分自身の経験や自分の周囲の人々の経験に照らしながら、さらにより広い社会の問題として考えられるようになること。また、そのための手掛かりとなるこれまでの重要な事件・出来事やそれを読み解くための社会学的な考え方について理解すること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業中の小課題(40%)、期末レポート(60%)
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書はありません。レジュメ・資料を各講に配布します。 参考書については各講のレジュメのなかで指示します。
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5. |
準備学修の内容 |
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配布資料だけでなく、関連する書籍・新聞記事・ニュースを読み理解を深めることを求めます。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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後期(若者問題論Ⅱ)は前期の内容の発展となるため、連続した履修をすすめます。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション | 【第2回】 | 少年非行:事件の報道とメディア | 【第3回】 | 少年非行:少年法をめぐる議論 | 【第4回】 | 教育:教師・生徒関係と校則指導 | 【第5回】 | 教育:学校から職業への移行 | 【第6回】 | 友人関係:通信機器の発達とコミュニケーション | 【第7回】 | 友人関係:SNSについて | 【第8回】 | 職業:雇用の変化と若者 | 【第9回】 | 文化:若者と街 | 【第10回】 | 家族:親子の関係の現在 | 【第11回】 | 家族:恋愛・結婚について | 【第12回】 | 依存:いつ「依存症」だと気づくのか | 【第13回】 | 依存:身近なものへの依存①買い物 | 【第14回】 | 依存:身近なものへの依存②ギャンブル | 【第15回】 | まとめ |
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