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授業の概要(ねらい) |
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若者問題は、教育・雇用・家族など多様な分野にわたり、また多くの関心を集めてきました。若者問題はときに1人ひとりの若者の個人的な問題として捉えられることがあります。しかし、よく見ると問題の背後に社会全体の課題があることがあります。若者問題論Ⅱは、とくに若者の雇用に関する問題を中心として、若者問題と社会全体の課題とのつながりについて考えます。
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2. |
授業の到達目標 |
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若者問題を理解するために必要な社会学の知識・考え方を身に付けること。また若者問題の実態を知るために必要な文書資料や統計資料を読み解く力を身につけること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業中の小課題(60%)、期末レポート(40%)
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書はありません。レジュメ・資料を各講に配布します。 参考書 濱口桂一郎『若者と労働――「入社」の仕組みから解きほぐす』(中央公論新社,2013年) 本田由紀『教育の職業的意義――若者・学校・社会をつなぐ』(筑摩書房,2009年)
(その他、各講のなかでも参考書を紹介します。)
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5. |
準備学修の内容 |
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授業のなかで配布する資料に加えて、関連する書籍・新聞記事・ニュースを通じて、理解を深めてください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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成績評価などに関して説明を行いますので、初回の授業に必ず出席して下さい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション | 【第2回】 | 基本的な視点 | 【第3回】 | 人と仕事のつながり―日本の特徴 | 【第4回】 | 「新卒定期採用方式」という仕組み | 【第5回】 | 就職活動の経路と特徴 | 【第6回】 | 教育と職業のつながり① | 【第7回】 | 教育と職業のつながり② | 【第8回】 | 日本の働き方の特徴と問題点 | 【第9回】 | 若者の雇用の社会問題化 「フリーター」問題の場合 | 【第10回】 | 雇用だけでない若者問題への視点 | 【第11回】 | 若者問題と政策①:日本における特徴 | 【第12回】 | 若者問題と政策②:年齢をめぐる難しさ | 【第13回】 | 若者問題と政策③:18歳成人をめぐって | 【第14回】 | 若者と成人期:何をもって「大人になる」と考えるか | 【第15回】 | まとめ |
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