Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:DEP-102
児童発達心理学 木原 久美子
選択  2単位
【心理】 18-1-1360-0180-001

1. 授業の概要(ねらい)

 本講では、胎生期、乳幼児期・学童期といった初期発達における主要な現象に焦点を当て、育ちの原点、育つ原動力、人を育てる環境等について検討する。取り上げるトピックスは、発達研究の方法としての観察、生涯発達の道筋、出生を巡る現代的な課題、コミュニケーション、仲間関係、遊び、園から学校への移行、気になる子や障がい児の発達等である。

2.
授業の到達目標

 1)いつ、どのような行動が獲得されるのかを学ぶ。
 2)発達の道筋を知る。
 3)障がいについて、発達的観点から理解する。
 4)行動観察のポイントを学ぶ。

3.
成績評価の方法および基準

 授業中に提出する課題(30%)、学習への取り組み(10%)、まとめの試験への取り組み(60%)

4.
教科書・参考書

 テキストは指定しない。参考文献は適宜紹介する。なお、配布資料はLMSにて配信する予定である。

5.
準備学修の内容

 1)配布資料とノートをしっかりと復習し、基礎的な専門用語を覚える。
 2)課題が出たり、文献を読むように指定された場合は、しっかりと取り組む。

6.
その他履修上の注意事項

 私語・迷惑行為は厳禁である。

7.
各回の授業内容
【第1回】
1.発達するとはどういうことか
【第2回】
2.“観察”という研究方法
【第3回】
3.生涯発達の道筋 1
【第4回】
  生涯発達の道筋 2
【第5回】
4.出生を巡る現代的な問題
【第6回】
5.他者との関係性を築く:初期のコミュニケーション
【第7回】
  コミュニケーションの中で育まれるもの
【第8回】
6.仲間の中での育ち
【第9回】
7.遊ぶことと発達
【第10回】
8.園から学校への移行 
【第11回】
9.子どもに対する気がかり1
【第12回】
  子どもに対する気がかり2 
【第13回】
  障がいの発達的理解
【第14回】
10.インクルーシブ教育の中での発達
【第15回】
 まとめ・試験