1. |
授業の概要(ねらい) |
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本講では、教育分野に関わる理論と支援について、学校教育を取り巻く社会的状況、教育分野に関する理論、教育分野に関する支援、組織コンサルテーションの実践をテーマに検討する。既存の理論のみならず、最新の統計資料をもとに、学校教育が抱える課題を考え、整理し、心理的援助の方法について参加者とともに検討していく。
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2. |
授業の到達目標 |
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1)学校現場が抱える現代的な課題を理解する。 2)学校・教育現場における実践の理論と支援のポイントについて学ぶ。 3)専門職のチームワークによる学校への支援について学ぶ。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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グループディスカッション等授業に対する積極的参加、発表、テストなどを総合して評価する(目安として参加20%、発表30%、テスト50%)
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4. |
教科書・参考書 |
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参 考 書:適宜授業中に指示する。
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5. |
準備学修の内容 |
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1)授業内容を振り返り、学んだことを整理する。また、可能な限り図書館を利用して、テーマに関する文献を読み、内容についての理解を深めるよう努めてほしい。 2)分からないことがあったら、授業後に質問するか、文献を調べること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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授業における積極的な参加を評価する。参加に当たって、他者の話を聞くこと、話すことのいずれにも留意することが求められる。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 教育分野における心理専門職への期待 | 【第2回】 | Ⅰ学校教育を取り巻く社会的状況:不登校 | 【第3回】 | いじめ・学びからの逃走 | 【第4回】 | インクルーシブ教育とチーム学校の取り組み | 【第5回】 | Ⅱ教育分野に関する理論:生涯発達を支える基礎理論 | 【第6回】 | スクールカウンセリング | 【第7回】 | スクールコンサルテーション | 【第8回】 | Ⅲ教育分野に関する支援:事例を通して学ぶ支援のポイント | 【第9回】 | 教師の悩み・気になる生徒 | 【第10回】 | 気になるのはなぜかを考える | 【第11回】 | 子どもの思いに寄り添う難しさ | 【第12回】 | 保護者と教師の見方の違い | 【第13回】 | Ⅳ組織コンサルテーションの実践:アセスメントから支援へ | 【第14回】 | 連携・協働における配慮点 | 【第15回】 | まとめと試験 |
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