Web Syllabus(講義概要)

　ヒトの「こころ」の成立機序（解剖・生理）について、最近の研究成果について理解を深める。心理臨床で扱う障害を想定し、その神経生理学的背景および評価を理解し、神経生理学的視点に立った合理的な支援の在り方を考える。

　中枢神経系の基本構造・機能とこころの関係を理解できる。神経生理学の知見に基づく、評価と合理的支援を考えることができる。

　発表内容および試験成績を学期末に総合的に評価する。

　教科書は特に指定しない。授業時に必要に応じてプリントを配付する。
　参考図書
　　『カンデル神経科学』金澤一郎（監修）、宮下保司（監修）（メディカルサイエンスインターナショナル）
　　『ピネル バイオサイコロジー―脳 心と行動の神経科学』ジョン ピネル（著）（西村書店）

　授業テーマに沿った発表を行なうに際し、十分な事前調査を行い、充実したプレゼンテーションができるよう準備をしておく。

　事前学習を欠かさず、積極的な態度で臨んで欲しい。