Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:SEM-303
心理学演習A 堀田 結孝
必修  2単位
【心理学科】 18-1-1360-4472-003

1. 授業の概要(ねらい)

 人間行動を対象とした実験研究は社会心理学では古くから当然のように行われてきたが、近年では経済学などの他の社会科学においても活発に行われている。この演習では、心理学に限らず経済学など社会科学全般における近年の実験研究に関する文献を読み、レジュメ及びパワーポイントを用いて内容の発表を行うとともに、受講生の間で議論を行う。

2.
授業の到達目標

 ・社会科学における実験研究の近年の動向とその意義について理解し、説明することができる。
 ・文献の要点をまとめて他者に伝える方法を身につけることができる。
 ・関連する文献を探すなど、自発的に情報を調べることができる。

3.
成績評価の方法および基準

 以下の点を基に、総合的に評価する。
  ・発表資料の内容(内容に誤りがないか、他の受講生にもわかるようにまとまっているか、教員からの質問に答えられているかなど)
  ・議論に参加しているか

4.
教科書・参考書

 教員の方から、資料を配布する。
 また、学生自身にも自主的に研究論文を探して発表してもらう予定である。
 参考書:
  西條辰義・清水和巳(2014).『実験が切り開く21世紀の社会科学』 勁草書房
  山岸俊男・西條辰義(2014).『文化を実験する:社会行動の文化・制度的基盤』 勁草書房
  亀田達也・西條辰義(2015).『「社会の決まり」はどのように決まるか』 勁草書房

5.
準備学修の内容

 この演習で扱う予定の文献については、発表の担当にかかわらず全員事前に読んでおくこと。
 発表の資料は他の受講生にもわかりやすいように準備をしておくこと。

6.
その他履修上の注意事項

 発表は個人及び他の受講生とグループを作って行う。グループで発表するに際しては、他の受講生との協調性が必要になる。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション:演習で扱う文献についての説明、グループづくり
【第2回】
 研究論文の読み方と文献の調べ方について学ぶ
【第3回】
 発表のしかたについて学ぶ(練習として、各自短い文献を要約して発表をする)
【第4回】
 社会科学における実験の意義について学ぶ
【第5回】
 学生たちの発表(個人発表)
 教員から紹介された文献の内容をまとめて、学生が発表する
【第6回】
 学生たちの発表(個人発表)
 教員から紹介された文献の内容をまとめて、学生が発表する
【第7回】
 学生たちの発表(個人発表)
 教員から紹介された文献の内容をまとめて、学生が発表する
【第8回】
 学生たちの発表(グループ発表1)
 教員から紹介された文献の内容をまとめて、学生が発表する
【第9回】
 学生たちの発表(グループ発表1)
 教員から紹介された文献の内容をまとめて、学生が発表する
【第10回】
 学生たちの発表(グループ発表1)
 教員から紹介された文献の内容をまとめて、学生が発表する
【第11回】
 ここまでのまとめ(文献の内容や発表の改善点などの振り返り)
【第12回】
 学生たちの発表(グループ発表2)
 学生自身が文献を探して発表する
【第13回】
 学生たちの発表(グループ発表2)
 学生自身が文献を探して発表する
【第14回】
 学生たちの発表(グループ発表2)
 学生自身が文献を探して発表する
【第15回】
 まとめ