1. |
授業の概要(ねらい) |
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本講義では労働の文脈における人間の行動や心理に関する行動科学の基礎的知見を学ぶ。 産業労働心理学Ⅰでは労働の文脈における“個人”の心理メカニズムを中心的に扱ったのに対し、産業労働心理学Ⅱでは、“組織や集団現象”に関するテーマを中心的に取り上げる予定である。
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2. |
授業の到達目標 |
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・職場における問題(キャリア形成に関することを含む。)に対して必要な心理に関する支援を身につけることができる。 ・組織における人の行動について理解することができる。 ・近年の労働環境を取り巻く社会問題について関心を抱くことができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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試験と課題(授業期間中に3回程度、復習のための課題を設ける。LMS上で提出フォームを作成し、提出してもらう予定である)から総合的に評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書: 特に指定しない。必要に応じて、講義で資料を配布する。 主にスライドを用いて講義を行う。講義で用いるスライドは、LMS上でファイルとして配布する(印刷は任意とする)。 参考書: 山口裕幸・芳賀繁・高橋潔・竹村和久(2006).『経営とワークライフに生かそう!産業・組織心理学』 有斐閣 田中堅一郎 編(2011).『産業・組織心理学エッセンシャルズ 改訂三版』 ナカニシヤ出版
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5. |
準備学修の内容 |
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LMSで公開している講義で用いる予定のスライドに予め目を通して予習しておくことを推奨する。 また、各自取ったノートやLMSで公開しているスライドを読みなおして、前回までの学修内容を復習することを推奨する。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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資料は帝京大学のLMSやWeb File SeverなどのWebシステムを通して配布する。 私語など他の受講生の迷惑になる行為は決してしないこと。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | 組織行動1:集団の性質 | 【第3回】 | 組織行動2:他者の影響 | 【第4回】 | 組織行動3:社会的ジレンマ | 【第5回】 | 組織行動4:社会的ジレンマの解決 | 【第6回】 | 組織行動5:集団間の対立 | 【第7回】 | 経営戦略:経営意思決定のバイアス | 【第8回】 | リーダーシップ | 【第9回】 | 集団意思決定1:合議による生産性 | 【第10回】 | 集団意思決定2:合議のメリットとデメリット | 【第11回】 | 集団意思決定3:より良い決定を行うために | 【第12回】 | 社会的ネットワーク1:人とのつながり | 【第13回】 | 社会的ネットワーク2:社会的ネットワークの特徴 | 【第14回】 | まとめ | 【第15回】 | 試験 |
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