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授業の概要(ねらい) |
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今日、アメリカと東アジアとの結びつきがますます重要になる中、私たちはヨーロッパから何を学べるのでしょうか。この講義では、言葉の観点から、ヨーロッパの言語、社会、歴史について考えていきます。それはまた、日本という国、私たち自身をより深く理解することにつながります。私たちにとって当たり前すぎて意識しない言葉の大切さ、面白さ、難しさ、広がり、深みを知り、世界の言葉と文化に興味をもってほしいです。また、そこから自分が外国語を学ぶ意味をあらためて考えてください。
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2. |
授業の到達目標 |
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言葉の観点からヨーロッパと日本について多面的に理解する。 人間にとって言語の意義について考える。 外国語を学ぶことの意義について考える。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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講義で扱う3つの大きなテーマごとに3つのレポートを提出する(A4で1枚程度)。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書は使わない。参考文献は授業中に紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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レポートの課題で扱うトピックは、学生自身で考えてもらうので、授業で取り上げたテーマについて、さらに自分でも深めるよう心掛ける。
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その他履修上の注意事項 |
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自分自身の関心を持って参加すること。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション~異文化を学ぶ・外国語を学ぶ | 【第2回】 | 言葉と私(1)今、ヨーロッパから何を学ぶか | 【第3回】 | 言語と私(2)言葉は何のためにあるか | 【第4回】 | 言語と私(3)ヨーロッパとアジアの言語 | 【第5回】 | ディスカッションとレポート | 【第6回】 | フィードバック | 【第7回】 | 言葉と国家(1)言語の数と種類 | 【第8回】 | 言葉と国家(2)母語と方言 | 【第9回】 | 言葉と国家(3)国語の誕生 | 【第10回】 | ディスカッションとレポート | 【第11回】 | フィードバック | 【第12回】 | 言葉と教育(1)母語教育と外国語教育 | 【第13回】 | 言葉と教育(2)ヨーロッパの言語政策 | 【第14回】 | ディスカッションとレポート | 【第15回】 | フィードバックとまとめ |
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