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授業の概要(ねらい) |
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この授業は初級中国語の学習を終えた学生向けの、準中級相当の授業である。後期の全員留学に備えるため、初級段階で習った基礎文法をベースに、新しい語彙を増やしながら、日常生活での衣・食・住など暮らしの色々な場面での会話スタイルとコミュニケーションの仕方を学び、会話を反復練習する。また、会話に表れる中国人の思惟方式と風習などを理解する必要もあるので、その根底にある中国文化に触れることもある。
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2. |
授業の到達目標 |
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本学期での到達目標は以下となる。①中国語での簡単な会話や自己表現ができるようにする。②簡単な中国語を聞き取れるようにする。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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出席率は10%、学習態度(積極的に質問する、質問に答える、予習復習をする)は10%、中間テストは30%、期末テストは50%を占める。正当な理由なく事前連絡もなく、どちらかのテストを受けない学生は、評価ランクの“D”に入る。なお、3回の遅刻は1回の欠席と見なし、欠席回数が5回を超える学生は(5回も含め)、評価の対象にならない。
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4. |
教科書・参考書 |
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『体験漢語口語教程2』陳作宏 等編著 高等教育出版社 2015年
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5. |
準備学修の内容 |
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各課の予習と復習は必ずやること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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今現在の国際状況(国と国の関係)に影響されることなく、高い視点で中国語の将来性を見据えて、高い志を持って中国語を勉強することを期待する。中国語のみでなく、中国文化や中国に関する情報・知識に対し、ハングリー精神と高い意欲を持ち、生き生きと学習することを期待する。中国語で表現することに慣れるように、まずテキストの会話文を熟読または丸暗記できるまで声を出して朗読するのが望ましい。また、単語や習ったセンテンスをマメにノートに書き写すこと。中国語で日記を書くことも上達の近道である。 なお、今年度の前期において、この授業は二年生の平行授業である「中国語概論Ⅰ」と同一のテキストを使用する。「中国語概論」は奇数の課、本授業は偶数の課、という形で授業を進める。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス(授業の進み方・成績の評価の仕方・学生への要望) | 【第2回】 | 第二課 文法の解説と会話の練習 | 【第3回】 | 第二課 応用練習・発展練習とリスニング | 【第4回】 | 第四課 文法の解説と会話の練習 | 【第5回】 | 第四課 応用練習・発展練習とリスニング | 【第6回】 | 第六課 文法の解説と会話の練習 | 【第7回】 | 第六課 応用練習・発展練習とリスニング | 【第8回】 | 中間テスト | 【第9回】 | 第八課 文法の解説と会話の練習 | 【第10回】 | 第八課 応用練習・発展練習とリスニング | 【第11回】 | 第十課 文法の解説と会話の練習 | 【第12回】 | 第十課 応用練習・発展練習とリスニング | 【第13回】 | 第十二課 文法の解説と会話の練習 | 【第14回】 | 第十二課 応用練習・発展練習とリスニング | 【第15回】 | まとめとテスト |
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