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授業の概要(ねらい) |
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本プレ・セミナーは、本年度の全員留学プログラムにおいて、オーストラリア・メルボルンに留学を予定する学生向けの授業です。留学先のビクトリア大学の概要、大学の所在地で、生活のベースとなるメルボルンの概要、そしてオーストラリアの歴史、社会、文化について、学ぶことを目的としています。 プレ・セミナーの主目的は、実り多い留学生活を送るための準備ですが、情報収集の方法、情報の取捨選択を会得し、その情報を再構成することによって、わかりやすい、説得力のあるプレゼンテーションを行うことも重要です。そのため、情報収集・共有・統合といった学修プロセスを意識づけるため、TBL(Team-Based Learning)、PBL(Project-Based Learning)の手法を参考に、チーム作業を進め、チーム・プレゼンを行います。帰国後の就職活動の準備にもなりますので、主体的、協調的な態度で、プレ・セミナーに参加してください。 日本語の文献だけではなく、ネット等を通じて、オーストラリアの大学案内、新聞、雑誌等の英文記事を併読し、完成度の高いプレゼンテーションの実施及びラーニング・ポートフォリオ(15回の授業に基づいた学修記録)の作成を目指してください。
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2. |
授業の到達目標 |
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本プレ・セミナーでは、チーム作業を通じて、プレゼンを準備・実施し、個々の履修者が、留学先への理解を深めることを目標とします。以下の具体的な到達目標を意識して、学修してください。 (1)留学先のビクトリア大学の概要を説明できる。 (2)オーストラリアの歴史、社会、文化の概要を説明できる。 (3)英文資料での情報収集を通じて、語彙力を向上させる。 (4)プレゼンの準備を通して、情報収集、選択、活用の方法を学ぶ。 (5)主体性、協調性など、社会人にとって重要な能力を、チーム作業の実践から学ぶ。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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チーム・プレゼン 40% プレゼンに向けた情報収集(授業外学修) 20% ラーニング・ポートフォリオの作成 40% 詳細な成績評価の規準・基準は、オリエンテーション時に説明します。出席が70%未満の場合は、パフォーマンスにかかわらず、不合格とします。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキストは特に指定しません。必要に応じて、資料(和文・英文)を配付します。推奨テキスト、参考文献は、適宜紹介します。
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5. |
準備学修の内容 |
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配布資料などの予習及び復習を授業時間外に着実にこなしてください。授業ごとに翌週までに準備すべき事項を示します。また、チーム・プレゼンのための情報収集・共有・統合を授業外にメンバー間で積極的に進めてください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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本プレ・セミナーでは、プレゼンテーションの準備のために、多くの英文資料を読みますので、英文法、英文読解の学修を並行して、自主的に深めてください。履修者の英文読解力のレベルによって、セミナーの構成および実施方法を変更する場合があります。その際には、履修者の皆さんと相談の上、方針を決定します。また、留学先のビクトリア大学のスタッフが授業に参加する場合は、別途授業内でご案内します。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション。 プレ・セミナーの概要・予定の紹介、授業前アンケート、学修・調査するトピックスの概説等。 | 【第2回】 | 第1回プレゼンに向けてのチーム分け。チーム・テーマの決定。 チームごとにプレゼンの準備(1) | 【第3回】 | チームごとにプレゼンの準備(2) | 【第4回】 | チームごとにプレゼンの準備(3) | 【第5回】 | 第1回チーム・プレゼンの実施 | 【第6回】 | 第2回プレゼンに向けてのチーム分け。チーム・テーマの決定。 チームごとにプレゼンの準備(1) | 【第7回】 | チームごとにプレゼンの準備(2) | 【第8回】 | チームごとにプレゼンの準備(3) | 【第9回】 | 第2回チーム・プレゼンの実施 | 【第10回】 | 第3回プレゼンに向けてのチーム分け。チーム・テーマの決定。 チームごとにプレゼンの準備(1) | 【第11回】 | チームごとにプレゼンの準備(2) | 【第12回】 | チームごとにプレゼンの準備(3) | 【第13回】 | 第3回チーム・プレゼンの実施 | 【第14回】 | まとめ及びラーニング・ポートフォリオの作成(1) | 【第15回】 | まとめ及びラーニング・ポートフォリオの作成(2) |
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