1. |
授業の概要(ねらい) |
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今日、私たちの生活はグローバリゼーションの影響を大きく受け、日常生活において諸外国との結びつきを強く感じないではいられません。他方、私たちはある製品が如何にして作られ、また現地の人びとがどのような生活を送っているのか、知らないことが多いです。この授業では、現地の人びとの日常を知るとともに、今日の世界と私たちが遭遇する課題について、論理的に把握していくための素養を高めていきます。また、参加体験型ワークショップなど、いわゆるアクティブラーニング的な手法を通して、自らの立場からも考えていこうとする姿勢を養いながら課題解決力の向上も目指します。
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2. |
授業の到達目標 |
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1)グローバリゼーションの概略を説明できる 2)グローバルイッシューの具体例を設定し、他者に説明することができる
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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積極的な授業参加(30%)、プレゼンテーション(30%)、期末レポート(40%)で総合的に評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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<教科書> なし(プリント配布) <参考書> 玉井昇(著)『国際関係論24講(改訂版)』文教出版会 2015、その他適宜紹介。
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5. |
準備学修の内容 |
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(1)自ら設定したテーマについて文献を読むなど探求すること。 (2)期末時に課題レポートを作成し、発表・提出すること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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講義だけでなく、ペアやグループワークなど、受講生が主体的かつ能動的に学習していく授業を展開していく予定です。そのため、受講者が著しく多い場合には、受講を制限する場合があります。積極的な授業参加や授業内での発言に加え、他者と協働しチームで課題に取り組む姿勢も求められます。各回の授業内容はあくまで目安です。受講生の理解度や関心に応じて適宜修正していきます。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス(授業の目的、15回の流れ、成績評価など) | 【第2回】 | グローバルスタディーズの意義と目的 | 【第3回】 | チョコレートから考える①チョコレートができるまで | 【第4回】 | チョコレートから考える②ワークショップ | 【第5回】 | チョコレートから考える③フェアトレードとは? | 【第6回】 | チョコレートから考える④私たちにできること | 【第7回】 | 衣料品から考える①生産地を知る | 【第8回】 | 衣料品から考える②ワークショップ | 【第9回】 | 衣料品から考える③現地の生活 | 【第10回】 | 衣料品から考える④私たちとの繋がり | 【第11回】 | グローバリゼーションを考える | 【第12回】 | プレゼンテーション① | 【第13回】 | プレゼンテーション② | 【第14回】 | プレゼンテーション③≪レポート提出≫ | 【第15回】 | レポート返却と前期の振り返り |
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