1. |
授業の概要(ねらい) |
|
韓国の社会・文化に関する資料を利用し、現在の朝鮮半島の事情について理解を深める。具体的には韓国の今日を理解するために伝統社会の風習と文化を中心に学習し、それが現在どのような姿で定着あるいは変形し受け継がれているかを考える。根拠のない先入観と偏見を排除し、お互いの国が異なることを十分に理解し相手国を自分の物差しで計るのではなく「異文化」として受け入れ合うように考え方を変えていく。前期の授業では韓国のハングル文字、伝統音楽、衣食住を中心に考察する。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
①韓国の事情を多方面から観察し隣国の文化について関心を持ち、オープンマインドで受け入れられる。 ②グローバルな観点から異文化を理解する。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
平常点60%、期末試験40%
|
4. |
教科書・参考書 |
|
テキストは使用しない。授業で必要資料を配布する。
|
5. |
準備学修の内容 |
|
授業で使用する資料を復習し、関連事項を自分で調べてみること。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
積極的に発言すること。無断欠席はしない。 欠席回数によって単位修得の対象から除外する場合がある。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | ガイダンス(授業の紹介、資料の配布) | 【第2回】 | 韓国の文字「訓民正音」の創製 | 【第3回】 | 韓国と日本の異文化の始まり-「チョッカラク」と「箸」 | 【第4回】 | 韓日の食事文化とマナー | 【第5回】 | 韓国の住居について-「オンドル」の由来と仕組み | 【第6回】 | 伝統服飾「韓服ハンボク」の時代別変化 | 【第7回】 | 中間まとめと試験 | 【第8回】 | 陰暦に基づく一年の伝統行事 | 【第9回】 | 伝統舞踊「お面舞踊タルチュム」と社会風刺 | 【第10回】 | 伝統民謡「アリラン」の地域的特徴と国際化 | 【第11回】 | 「四物ノリ」-その由来と特徴 | 【第12回】 | 一人ミュージカル「パンソリ」の由来と地域的特徴 | 【第13回】 | 韓国と日本の交流について | 【第14回】 | 韓国と日本の交流について | 【第15回】 | 総まとめ ※授業の内容と進みは変更される場合もある。 |
|