Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:LIH-305
図書館施設論 宮田 洋輔
図書  2単位
【図書】 18-1-1500-3855-009

1. 授業の概要(ねらい)

 図書館がサービスを提供するためには、資料、図書館員と並んで、施設そのものも重要な一要素である。また電子資料やネットワーク情報資源が普及してきた最近では、学習やコミュニティの場としての図書館の役割が見なおさてきている。この授業では、施設・場所としての図書館の役割や機能を理解しより良い図書館サービスについて考えられるようになるために、図書館建築の計画から配置,スペースの設計や各構成要素などについて学習する。

2.
授業の到達目標

 1)施設としての図書館の構成要素と機能を説明できる
 2)施設としての図書館を評価できる
 3)図書館建設のプロセスを説明できる

3.
成績評価の方法および基準

 ・テスト(40%)、レポート(40%)、LMSによる小テスト・授業参加度(20%)により総合的に評価する。ほぼ毎回小テストを課す。
 ・初回・最終回を含む11回以上の出席と、レポートの提出が必須。出席やレポートに不正があった場合は自動的に不合格とする。

4.
教科書・参考書

 テキスト:なし
 参考文献:授業用ウェブサイト等で適宜紹介する。

5.
準備学修の内容

 ・日常的に図書館を訪れ、図書館の建物や図書館が設置された環境にも関心を持つこと

6.
その他履修上の注意事項

 ・第1回目のオリエンテーションは、授業の進め方や成績評価方法の重要な説明があるので必ず出席すること。やむをえず欠席する場合は事前に相談すること。事前相談がなかった場合、第2回目以降の出席は認めない。
 ・LMSの解答及びワープロソフトを使ったレポート作成ができる程度のPCに関する知識・技能が必須。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 地域計画と図書館網計画
【第3回】
 建築計画
【第4回】
 規模計画
【第5回】
 図書館建築の構成要素(1)
【第6回】
 図書館建築の構成要素(2)
【第7回】
 図書館建築の構成要素(3)
【第8回】
 内装計画
【第9回】
 環境計画
【第10回】
 サイン計画
【第11回】
 大学図書館の事例(1)
【第12回】
 図書館建築の歴史
【第13回】
 公共図書館の事例
【第14回】
 大学図書館の事例(2)
【第15回】
 まとめ、学習成果の自己評価、授業評価
 *授業計画は履修者数、進捗状況によって変更することがある。