Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:SPS-102
スポーツと栄養 II 葛西 真弓
【Ⅶ】  2単位
【Ⅶ 地球環境と生命科学を学ぶ】 18-1-3081-4405-002

1. 授業の概要(ねらい)

 スポーツ現場では、日々過酷なトレーニング積むアスリートのコンディション・パフォーマンスの向上に適切な栄養補給は非常に重要である。そして、スポーツ栄養士は選手個々の特性を把握し、その選手に必要な栄養量を判断することが求められる。
 本授業では、基礎的な栄養学の知識を習得するとともに、スポーツ現場で求められる栄養学の知識についても講義していく。
 また、事例検討ではスポーツ栄養マネジメントに沿って、具体的な栄養サポート計画を立案し、実践力をつけてもらう。
 ※尚、前期の「スポーツと栄養Ⅰ」を履修していることが望ましい。

2.
授業の到達目標

 1)栄養学の基礎的な事項を習得する
 2)スポーツ栄養に関連する事項を習得する
 3)自身の健康維持・増進のための食事・栄養に興味を持ち、実践できるようにする

3.
成績評価の方法および基準

 ・レポート課題・小テスト(授業内) 40%
 ・期末試験 60%

4.
教科書・参考書

 【参考書】 
  ・小林修平編著『アスリートのため栄養・食事ガイド(3版)』第一出版2014
  ・樋口満編著『新版コンディショニングのスポーツ栄養学』市村出版2007
  ・寺田新著『スポーツ栄養学 科学の基礎から「なぜ?」にこたえる』東京大学出版会2017
  ・鈴木志保子著『健康づくりと競技力向上のためのスポーツ栄養マネジメント』日本医療企画2011

5.
準備学修の内容

 授業で配布された資料を見直し、専門用語を理解し、次回授業に臨むこと。

6.
その他履修上の注意事項

 特になし

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション(授業の目的と進め方・評価方法等)
【第2回】
 栄養学の基礎知識
 「スポーツと栄養Ⅰ」で習得した主な内容の確認
【第3回】
 エネルギー代謝の基礎
【第4回】
 身体づくりとたんぱく質
【第5回】
 スポーツによる炎症と食事
【第6回】
 スポーツ選手の栄養教育・食育
【第7回】
 通常練習期の栄養と食事
【第8回】
 合宿期の栄養と食事
【第9回】
 合宿期の栄養と食事
【第10回】
 女性アスリートとジュニアアスリートの栄養補給
【第11回】
 スポーツ栄養マネジメントについて
【第12回】
 事例検討
 対象に合わせた栄養サポート計画を、スポーツ栄養マネジメントに沿って立案
【第13回】
 事例検討
 対象に合わせた栄養サポート計画を、スポーツ栄養マネジメントに沿って立案
【第14回】
 まとめ
【第15回】
 まとめと試験