1. |
授業の概要(ねらい) |
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春学期に引き続き、この授業では人間社会における諸問題を自身の視点で見出し、それに対する本質的理解を卒業論文にまとめることを目的とします。卒業論文完成に向け、相互に批評的に検討しつつ段階的にまとめあげていく実践演習を行います。これまで培った技能を発揮し、明確な根拠に基づき説得力ある論文をまとめるとともに、広い視野から自らの取り組みについて俯瞰的にまとめあげる文章作成を目指します。
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2. |
授業の到達目標 |
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先行研究を適切にふまえ、文献を基礎とした論理的な構成の卒業論文を完成させ、更に適切な要旨を作成、提出することが必須となります。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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定期試験は実施せず、成績評価は最終的な卒業論文の完成度を60%、副産物としての資料編・根本文献の書評など随時出される課題や、論文草稿の添削・再提出などの取り組みを40%として評価します。詳細については初回授業時に説明します。
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4. |
教科書・参考書 |
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特定のテキストは指定せず、授業は配付するプリントなどにより進めます。春学期に引き続き「レポート/論文の書き方」についての本を参照しつつ、必要な参考文献はそれぞれ異なってくるので、自発的に調べ利用することが必要になります。図書館を存分に利用できるよう態勢を整えてください。
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5. |
準備学修の内容 |
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秋学期では、論文の構想が固まり次第各自が授業時間外に原稿作成を進め、授業はチェックと講評を主とする形態に変わります。毎回執筆の進捗をチェックし、講評するので計画的に執筆を進めてください。ふまえるべき段階については初回授業時に指示します。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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秋学期より各回授業は各自の進捗に沿った個別指導に変わっていきます。受動的な取り組みでは要求水準を満たすことは困難なので、特に授業時間外の作業に真摯に取り組むこと。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業概要・評価方法の説明及び初回テスト | 【第2回】 | 論文進捗調査:現状と課題、スケジュール | 【第3回】 | 論文様式について:引用作法の確認 | 【第4回】 | 論旨構築①:異論と立論 | 【第5回】 | 論旨構築②:質問の考え方 | 【第6回】 | 構想報告① | 【第7回】 | 構想報告② | 【第8回】 | 序論と結論:論文要旨について① | 【第9回】 | 小見出し、章・節のタイトルについて | 【第10回】 | 卒論個別査読・講評① | 【第11回】 | 卒論個別査読・講評② | 【第12回】 | 卒論個別査読・講評③ | 【第13回】 | 卒論個別査読・講評④ | 【第14回】 | 卒論個別査読・講評⑤ | 【第15回】 | 論文要旨について②(予定) (但し受講生の理解度などにより進度・内容は適宜変更することがある) |
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