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授業の概要(ねらい) |
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英詩の父と呼ばれる14世紀イギリスの詩人ジェフリ・チョーサーの代表作『カンタベリ物語』を中世英語(原文)で読みます。中世の英語に慣れるまでは難しいと感じるかもしれませんが、現代英語とのかかわりを解き明かしつつ、ゆっくりと丁寧に読み進めます。テキストには原文と共に日本語の対訳がついているので、英文和訳というより、中世英語で書かれた本文を現代英語に置き換えて理解することを重視します。中世英語で書かれた文学作品を読みながら、英語の歴史についても学び、「goの過去形がなぜwentなのか?」「語尾がeで終わる動詞が多いのはなぜか?」などの問いを解明します。
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2. |
授業の到達目標 |
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1中世の英語を現代英語に置き換えて理解できる。 2英詩の技法を知ると共に、英語の語彙の変遷や文法の歴史についての理解を深める。 3中世英語と現代英語の類似と相違を知ることで、英語力を向上させる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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平常点(プレゼンテーション、課題 40% 確認テスト、復習テスト 60%)
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4. |
教科書・参考書 |
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『原文対訳「カンタベリィ物語・総序歌」』苅部恒徳 編・訳・注 松柏社
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5. |
準備学修の内容 |
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ノートの作成、テキストの予習
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その他履修上の注意事項 |
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自分なりの興味関心をもって積極的に授業に参加して下さい。 辞書(電子辞書可)を必ず持参のこと。 ノートの作成を義務付けます。(詳細は最初の授業で説明) 進度はクラスの状況によって、シラバス通りにならないこともあります。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス 授業の進め方、内容、準備の仕方、評価方法について 英詩の父ジェフリ・チョーサーについて知る(1)生い立ちについて | 【第2回】 | 英詩の父ジェフリ・チョーサーについて知る(2)作品について『カンタベリ物語』 | 【第3回】 | 『カンタベリ物語』の「総序歌」を読む | 【第4回】 | 『カンタベリ物語』の「総序歌」を読む | 【第5回】 | 『カンタベリ物語』の「総序歌」を読む | 【第6回】 | 『カンタベリ物語』の「総序歌」を読む | 【第7回】 | 『カンタベリ物語』の「総序歌」を読む 確認テスト | 【第8回】 | 『カンタベリ物語』の「総序歌」を読む | 【第9回】 | 『カンタベリ物語』の「総序歌」を読む | 【第10回】 | 『カンタベリ物語』の「総序歌」を読む | 【第11回】 | 『カンタベリ物語』の「総序歌」を読む | 【第12回】 | 『カンタベリ物語』の「総序歌」を読む | 【第13回】 | 『カンタベリ物語』の「総序歌」を読む | 【第14回】 | 『カンタベリ物語』の「総序歌」を読む | 【第15回】 | まとめと復習テスト |
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