1. |
授業の概要(ねらい) |
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本授業のテーマは「社会と文化の心理学」である。前期に実施した調査結果について議論をし,省察を行うと共に,この成果をもとに,より精緻な調査の実施と分析,発表を求める。『人間学基礎セミナーⅠ』(新原将義担当)と関連が深く,より踏み込んだ内容を扱うため,連続履修を推奨する。
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2. |
授業の到達目標 |
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①学生は,インタビュー及びフィールドワークの技法について,体験を通じて学ぶ。 ②学生は,「なにを調べたいのか」「何のために調べたいのか」「そのために必要なことは何か」について,具体的に説明できる。 ③学生は,必要な論点と調査結果をまとめ,発表することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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中間レポート 40% プレゼンテーション 40% グループワークへの貢献度のピア評価 20%
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4. |
教科書・参考書 |
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木下康仁『グラウンデッド・セオリー・アプローチの実践-質的研究への誘い』弘文堂
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5. |
準備学修の内容 |
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本授業では,調査結果の分析に時間を要するため,授業外でのグループでの作業が生じる。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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グループ活動への貢献度はピア評価によって成績にも反映するため,積極的に参加すること。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション:自己紹介,授業目的,授業方法,成績評価,受講者決定 | 【第2回】 | 前期の振り返り グループ間でのディスカッションと調査結果の省察 | 【第3回】 | 文化心理学における研究事例の紹介 | 【第4回】 | フィールドワークによる研究事例の紹介 | 【第5回】 | 個人発表 後期に取り組みたいテーマ | 【第6回】 | グループ課題の準備 テーマとグループの決定 | 【第7回】 | 学外調査実習のための準備 研究設問の検討 | 【第8回】 | 学外調査実習① | 【第9回】 | 学外調査実習② | 【第10回】 | 学外調査実習③ | 【第11回】 | 分析・発表準備① | 【第12回】 | 分析・発表準備② | 【第13回】 | グループ発表① | 【第14回】 | グループ発表② | 【第15回】 | 総括 レポート課題の提示 |
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