1. |
授業の概要(ねらい) |
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この講座は、論文指導を通じて、学位(修士(経済学))を取得するための修士論文を完成させることを目的とする。具体的には、履修者の報告・討論の中で指導を行い、これらによる「財政に関する問題の分析」を通じて修士論文を執筆し、その完成を目指す。
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2. |
授業の到達目標 |
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・院生が、実社会で必要となる資料の作成・発表ができる。 ・院生が、修士レベルの先行研究の抽出・分析ができる。 ・院生が、修士レベルの論文の執筆ができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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報告・討論などの授業への貢献度(20%)、先行研究の抽出・分析(20%)、修士論文(60%)などを踏まえて総合的に評価する。 なお、出席率が2/3未満の場合は、元々「成績評価の対象外」であるので注意すること。
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4. |
教科書・参考書 |
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履修者の研究テーマに基づき、適宜、指示する。
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5. |
準備学修の内容 |
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・報告担当時における先行研究の検索・分析、レジュメの作成 ・報告担当外の場合の討論コメントの準備 ・論文の作成
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・修士論文テーマが「財政学に関するもの」であること。 ・大学の学部で「財政学」の単位を「取得済」であること。 ・大学院の1年次に「地方財政論特講Ⅰ・Ⅱ」及び「経済学(財政学)演習Ⅰ・Ⅱ」を履修済であること。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 履修ガイダンス | 【第2回】 | 各自の問題意識の確認 | 【第3回】 | 各自の学修到達レベルの確認 | 【第4回】 | 各自の修士論文テーマの確認、申請 | 【第5回】 | 各自の研究計画書の確認 | 【第6回】 | 研究計画書に基づく結論(仮説)の確認 | 【第7回】 | 学術論文の執筆方式(剽窃の禁止、参考文献・先行研究の引用方法等)の指導 | 【第8回】 | 先行研究の検索・抽出 | 【第9回】 | 先行研究の分析結果の報告 | 【第10回】 | 先行研究の分析結果を踏まえた結論(仮説)の修正報告 | 【第11回】 | 研究計画書<修正版>の報告 | 【第12回】 | 序論1(本研究の問題意識)<案>の報告 | 【第13回】 | 序論2(分析視点・分析方法)<案>の報告 | 【第14回】 | 序論3(先行研究における本研究の位置づけ)<案>の報告 | 【第15回】 | 序論1~3<修正案>の提出、演習前半のまとめ | 【第16回】 | 序論1~3<修正案>への指導 | 【第17回】 | 本論(構成案)の提出、指導 | 【第18回】 | 論文全体(序論・本論・結論)の「構成案」の提出、指導 | 【第19回】 | 本論1<案>の提出、指導 | 【第20回】 | 本論2<案>の提出、指導 | 【第21回】 | 本論3<案>の提出、指導 | 【第22回】 | 修士論文テーマ<修正版>の確認、申請 | 【第23回】 | 結論<案>の提出、指導 | 【第24回】 | 本論1<修正版>の提出、指導 | 【第25回】 | 本論2<修正版>の提出、指導 | 【第26回】 | 本論3<修正版>の提出、指導 | 【第27回】 | 修士論文全文(序論・本論・結論)<修正版>の提出、指導 | 【第28回】 | 修士論文全文(序論・本論・結論)<完成版>の提出、指導 | 【第29回】 | 修士論文(要旨)<完成版>の提出、指導 | 【第30回】 | 修士論文<完成版>及び修士論文(要旨)<完成版>への指導、1年間のまとめ |
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