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授業の概要(ねらい) |
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この講義は、春期の情報システム論Ⅰを合わせて1年を通じて汎用性の高いプログラミング言語であるJavaを学習する。 秋季授業では、統合開発環境Eclipseを用いて、Java用GUIについて学ぶ。GUI」とは、Graphical User Interface(グラフィカルユーザーインターフェース)のことで、プログラムを視覚的に操作できるようにするためのツールキットである。簡単な画面のレイアウトの設計をはじめ、作成・実行・結果検証等の一連作業を学ぶ。必要な実践的な技術(最小限)を身に付けて、情報システムの仕組みを理解していく。また、ソフトウェア開発やプロジェクト管理等情報システム開発の基礎知識も説明し、さらにインターネット社会における情報システムの変化や企業の取り組み等を紹介する。 普段何気なくメッセージを送ったり受けたりしているSNSアプリケーション等アプリケーションを支える情報システムの基礎的な知識・技術を学び、情報起業へのキャリアをめざす。
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2. |
授業の到達目標 |
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①簡単なJavaプログラムを作成できること。 ②ソフトウェア開発の基礎を理解できること。 ③簡単なGUIアプリケーション開発をできること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業中提出物(70%)と小テスト(30%)で総合評価する
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書の指定はないが、LMSかWebFileServerで資料を配布する予定。 参考書として 『JavaFX & Java8プログラミング―Javaによる新しいGUIプログラミング入門 』 カットシステム (2015/8/1) 日向 俊二著 その他の参考書は、授業中指示。
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準備学修の内容 |
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自宅や大学などで日頃からコンピュータに慣れ親しんでおくことが望ましい。
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その他履修上の注意事項 |
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教室内設置の端末を利用するので、各自パソコンを持参する必要はない。 各自に開発環境を作るため、毎回、USB(5GB以上)を持参する必要がある。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクションと春期授業の振り返り | 【第2回】 | GUIアプリケーション開発の基礎知識 | 【第3回】 | フレームの作成(JFrame) | 【第4回】 | パネルの作成(JPanel) | 【第5回】 | ラベルの作成(JLabel) | 【第6回】 | テキストフィールドの作成(JTextField) | 【第7回】 | まとめと演習(1) | 【第8回】 | テキストエリアの作成(JTextArea) | 【第9回】 | ボタンの作成(JButton) | 【第10回】 | チェックボックスの作成(JCheckBox) | 【第11回】 | ラジオボタンの作成(JRadioButton) | 【第12回】 | メニューの作成 | 【第13回】 | 演習(2)計算機の作成 | 【第14回】 | 演習(3)計算機の作成 | 【第15回】 | 授業の振り返り・総括・期末課題(演習(4)) |
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